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2010年7月9日金曜日

アンティークフェア July'10

またまた行って参りました。
アラメダのアンティークフェア。

こちらは、会場内で恐らく一番人目を引いていたであろう、ゴージャスな鳥籠。
とっても素敵だけれど、こんな巨大な鳥籠を普通のおうちに置くのは、まず無理でしょう。

今回の戦利品。
アンティークのリトグラフです。
お菓子の絵はキッチンに、植物の絵はガーデンシンクの壁に飾る予定。

あとは、和もの。
色絵の蕎麦猪口に、

麦藁手の醤油さし。
注ぎ口の部分が細く丁寧な作りで、手にしっくりと馴染む大きさです。

この他にも、箸置きなど、日本のものをちょこちょこと買い込んで来ました。

本当は日本で器屋さん巡りをしたいのですが、とりあえず今はこうしてその欲望を満たしています。

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2010年6月2日水曜日

イギリスの小皿。

チビ太のお迎えの時間まで余裕があったので、丁度通りかかったスリフトショップで時間を潰すことに。

それ程古いものではないのですが、70年代風のデザインがどこか懐かしい、イギリス製の小皿を5枚組で発見。

JOHNSON BROSのJAMESTOWNというシリーズです。

そのすぐ傍に、ROYAL DOLTONのOLD LEES SPRAYSというシリーズのお皿を見付けました。
こちらは、1912年から1956年に生産されたものです。

2種類共直径15センチ程のプレートで、ちょっとした小菓子や子供のおやつを乗せるのに丁度良い大きさ。
例え一枚単位でも、お気に入りの小皿を集めては、その時の気分で選んで楽しんでいます。

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2010年4月19日月曜日

蒔絵に出会う。

久し振りにエステートセールでも覗いてみようと、肩からバッグを提げて足早に玄関へ。
「ラッキーな出会いがありますように」と、この日はなんとなくシャンパンゴールドのバレエシューズを履いて出掛けました。

緑に囲まれた閑静な住宅街に佇む邸宅のドアをくぐり、目に飛び込んで来たのがこちら。

なんとまあ、見事な蒔絵ですこと!!

その大きさ、縦40センチ、横50センチ余り。
艶やかで豪華絢爛な絵付けが施されています。

アメリカで生活しながらこのような日本の素晴らしい伝統工芸に出逢うと、哀愁を掻き立てられずにはいられません。
「日本のものづくり」の神髄を見せられた気がして、日本人として誇らしい気持ちにもなります。

これは私だけでなく、沢山の日本の方にも見て頂きたい!と思い、販売者の了承を得て撮影させて頂きました。

濃淡の付け方が美しい菊。

根っこまで描写された、躍動感溢れる菖蒲。

こちらは少し小ぶりで、山水が描かれたもの。

調子に乗って、以前お世話になった京都の漆器修繕の職人さんにもメールで写真を送ってみたのですが、

’前回のお椀といい、個人宅のセールでこんな漆器が出てくるんですね。
絵柄の付け方から推測すると、輸出用のものではないかと。日本仕様ならもう少し余白を取るかと思います。
全体に艶が落ちてるように見えますが、蒔絵の仕事は良い仕事がしてあるように見えます。特に菊・梅図の膳。菊等の花弁は研ぎ出し蒔絵に見えます’


と、ご親切にも技法まで解説して頂け、益々嬉しくなりました。

どちらもこのような足が付いているのですが、一体どのような用途で使われた物なのかは定かでありません。
添えられたタグには、'Japanese Kimono Tray'と書かれていたのですが、これは着物を入れる衣装盆なのでしょうか。
でも、足付きの衣装盆なんて見た事ないし、アメリカ人の目から見て「着物の柄のようなお盆」という意味で名付けられた名称なのかしら?
それとも足付膳?
でも、お膳にしては大き過ぎる気も。。。
タグには、'Edo Period'と記載されていたのですが、漆器に関しては裏印がないので、素人目にはよくわかりません。
ご存知の方がおられましたら、教えて下さい。

私がアンティークディーラーなら購入していたかもしれませんが、日常使い出来るものでもなく、飾る場所も保管場所もないので、別れを惜しみつつ、ここでさようなら。
どんな方の手に渡るのか知れませんが、これからもこの地で日本の素晴らしい職人芸が沢山の人々の目に留まりますように。

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2010年3月18日木曜日

アンティークフェアで買ったもの。


白いペイントが施された額縁。

外でこれを持ち歩いていると、目に入った美しい風景に額縁をかざしてみたい衝動にかられます。
でも、そんなことして遊んでいる場合じゃなくて。。。

これを使ってあるものを製作しようと考えているところ。
出来上がりは、乞うご期待♪

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2010年3月9日火曜日

Antiques&Collectibles Faire

毎月第一日曜日に開催される、Alameda Point Antiques&Collectibles Faireへ行って来ました。
北カリフォルニアで最大級のアンティークフェアだけあって出展ブースの数が半端でなく、全部見て回るのに2時間は要します。
その中から、目に付いたものを少しだけご紹介。

トルソーがいっぱい。

引き出しのノブいろいろ。

シックな色合いのソファ。

シャビーシックな家具や鏡。

こちらもシャビーシックなガーデニング関連のブース。

水草の浮く小さな池の正体は、なんと古いタイヤ。

こちらはプランターとして、可愛くリサイクル。

こちらも、古いフォークやスプーンにハーブの名前を印字して、プランターに差すタグとしてリサイクル。

古いプリントを扱うブース。
植物や地図、昆虫など、テーマ別に分けられているのですが、これが見だすと止まりません。
残念ながら時間がなかったのでゆっくり見れませんでしたが、いつかこの中からお気に入りを選んで額装したいな。。。

この椅子、面白い!
見た目も可愛いけれど、部屋の中でどのように配置すれば良いのでしょうか。
そして、一体どんな関係の二人が座ればいいのでしょうか。
友達?それとも恋人?

ロッカー。
五つ子ちゃん、もしくは5人兄弟の子供部屋に置いたら可愛いかも。

ヴィンテージファッションが大好きなお二人さん。

とまあ、こんな具合に面白いものが沢山集まるアンティークフェア。
これからの時期は暑くなるので、帽子など日焼け対策を忘れずに♪


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2009年11月20日金曜日

ヴィンテージグラス①

スリフトショップで見付けたヴィンテージグラス。
6つセットで、どれもまずまずの状態。

一目見て気に入ってしまったその訳は、大好きな馬のモチーフがあしらわれていた為。
いつ頃どこのメーカーで作られたものなのかは定かでありませんが、この色合わせ、デザインにビビビッと来てしまいました。

自分にとってのラッキーアイテム(私の場合は馬)が身近にあると、それを眺めているだけでハッピーな気分に。
ラッキーアイテム集めは、モチベーションを上げる手段としてお勧めです。

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2009年7月21日火曜日

シンクロニシティ その②

先週末2度目のシンクロニシティ体験は、またもやシルバースプーン。

今度はエステートセールで黒ずんだスターリング製シルバースプーンを二本購入。
あまりにも黒ずんでいてどんなデザインなのか鮮明に分からなかったのですが、取り敢えず細工が細かくてスターリング製なので、
「これは磨き甲斐がありそうだぞ!」と家に持ち帰ってせっせと磨いていました。

どれどれ、この際だから他の子達も綺麗にしてあげよう。

と箱を開いたら。。。

あらまぁ!
またもや仲間がいたではありませんか。

向かって左は昨年、サンディエゴを旅行した際に現地のアンティークショップで見付けた100年以上前のもの。
そして右が昨日近所のエステートセールで購入したもの。

左にはヴィーナスとキューピッドの細工があしらわれていますが、土台のパターンはどちらも同じ。
細工が複雑で微妙に異なっている上、右のスプーンは真っ黒だったので、購入する時は全く気付きませんでした。

元々は、
「アンティークのシルバースプーンはセットで買うのは高いし、同じシリーズは殆ど流通していないのでを揃えるのはきっと無理。
 パターンはバラバラでも少しずつ集めてそれぞれの個性を楽しむことにしよう」
と始めたシルバースプーンコレクション。
まだ大した数を集めていないにも関わらず、何故か同じ物がどんどん引き寄せられてきます。

「気のせい」「たまたま」と言えばそうなのかもしれません。

でも、きっとこれらは私の元に来るべくして来た物達だと信じて、大切にすることにします。

この現象については語り始めるときりがないので、とりあえず新しく「シンクロニシティ Synchronicity」のカテゴリでも作って、
体験する度に記録しておくことにします。

そういえば私、自分の旧姓と同姓同名の同い年の女性を2人知っているのですが、そのうちの一人とは誕生日が10日違いで同じ私立中学・高校の同級生でした。
当時はミクシィなんてまだない時代。
こんなことってあるんですね。。。
もう一人と出逢った時のエピソードもカテゴリ内に加えておくことにします。

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2009年7月20日月曜日

シンクロニシティ その①

昨日、ふと思い立って近所のアンティークショップを数ヶ月ぶりに訪れました。
偶然、以前私が手に入れたものと同じパターンのシルバースプーンを2本見付けたので、
「これはラッキー♪」と思ってレジに持って行きました。

店主のおじいさんは、親切にもルーペでスターリング製であることや年代をチェックしてくれたのですが、
まじまじと観察しながら突然、

「なんてこった!1923年7月18日って。。。丁度86年前の今日じゃないか!!」
と驚いた様子。

古いシルバースプーンにはよくモノグラム(記念の日付や名前)が刻まれているのですが、これが私が購入した日の日付とピッタリ一致していたのです。

私はおじいさんに告げられるまでこのことに全く気付きませんでした。

実は、最近こういう現象がよく起こるので、私としては
「あぁ、まただ。。。」
という感じだったのですが、おじいさんは伝票に日付を記しながら
「7月18日。信じられない。。。」
と何度も呟いていました。
365分の1の確率なのですから、やはり不思議な偶然の一致(シンクロニシティ)なのかもしれませんね。

しかも多くのメーカーが数多なデザインのシルバースプーンを生産している訳ですから、私が既に持っている80年以上前のスプーンと全く同じものとこのような形で出逢えること自体が不思議。

更に、同様の不思議現象が次の日にも起こりました。
詳しくはまた次回。。。

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2009年6月2日火曜日

やっとみつけた!!

こうして見ると、金属製のユリのオブジェのようですが、

その正体は。。。


シャンデリア!!

ずっと探していたヴィンテージのイタリアントールシャンデリアと遂に出逢えました。
ちなみに、トールシャンデリアのトール(tole)というのは、金属板のこと。
シャンデリアというとティアドロップの下がったキラキラシャンデリアを想像される方が多いかもしれませんが、
こちらは金属板を用いて花や草のモチーフを細工したシックな造りです。

見付けた場所は、何故かミッドセンチュリー系の家具を中心に扱うアンティークショップ。
60年代風の家具や照明の中で、ひと際浮きまくっていたこのシャンデリア。
お店のおじさんはヨーロッパ系の知識に乏しいのか、相場に比べると破格の値付けがされていた上、この日は店内全品20%オフセール。
(今この手の店は買い手市場だし、これはまだイケるかも!?)
と思い、試しに
「TAX分もまけてくれない?」
と訊いてみたところ、案外すんなりOKしてくれました。
ヤッター!!


ところが。

ダイニングの上に装着するつもりが、元々付いている照明がガッチリ固定されていて外せないことに今になって気付きました。
ガーン。。。

まあ、近いうちに引っ越しを考えているので、取り敢えずその時までお預けです。

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2009年4月20日月曜日

ノリタケ 小鳥のカップ

最近エステートセールやヤードセールが少なく、週末は今ひとつ満たされない気分。
その穴を埋めるべく、アンティークショップやスリフトショップ(アメリカのリサイクルショップのようなもの)で宝探しを楽しむことに。

このカップは、スリフトショップでの戦利品。
99セント也。
60年代風のデザインが可愛らしくて思わず手に取ったのですが、裏を見てビックリ。
ノリタケじゃーありませんか!

日本では見たことのないパターンだな。。。と思ったのですが、
どうやら60年代から70年代にかけて、アメリカ輸出向けにデザインされたもののようです。

本来はソーサーもあるはずなのですが、カップだけでも十分可愛いのでマグカップとして使っています。

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2009年4月15日水曜日

雀の小皿 白磁その①

エステートセールで見付けた、和モノの小皿。
雀の姿が象られた白磁の小皿が、5枚で5ドル也。

この時の為替レートも確か1ドル100円位だったので、
「100円ショップ並みのお手頃さだわっ!でも、100円ショップではこんな粋なデザインのお皿は絶対に買えない。」

などと思っていたのですが。

ある日古伊万里の本を見ていたら、これと全く同じ素地の染め付けのお皿が現れたのでビックリ。
どうやら、伊万里の白磁だったようです。。。

確かに、触れてみると時代を感じます。
これだからエステートセール巡りは止められない。。。

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2009年1月7日水曜日

想い出のコーヒーミル


「コレ見て!懐かしいでしょう!」(妹)
実家に戻ると、テーブルの上に亡くなった母が愛用していた手動のコーヒーミルが用意されていました。

幼い頃、来客時にはいつもこのコーヒーミルでコーヒー豆を挽いていた母。
リビングにコーヒー豆の芳ばしい香りが漂う度に
「今日はどんなお客様が来るのだろう」とワクワクしていました。
挽き立てのコーヒー豆の香りは、私にとって「懐かしい香り」のひとつ。
「速すぎる!もっとゆっくり丁寧に」
などと注意されながら、私達もよくコーヒーを挽く手伝いをしたものです。

そういう訳で、興味津々のチビ太にも挽かせてみることに。
いつの間にか、あの時母に言われたことと全く同じことを口走っている自分に気付きました。
なんだか最近、自分の子供に対する口調が母に似てきているような気がしてなりません。。。

普段はあまりコーヒーを飲まない私も、この日はコーヒーを啜りつつノスタルジックな気分に浸っていました。

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2008年12月11日木曜日

待ちきれなかった。。。

昨日の夕飯。
そうです、前回と前々回登場した古伊万里漆椀、早速使用しました。
再来年のお正月や来年のお月見迄なんて、待ちきれませんでした。。。

「華やかな器には地味な色の料理を、地味な器には色鮮やかな料理を」というのは、ある日本料理人の方から教わった器使いのコツ。

そういう訳で、華やかな古伊万里の赤絵には、イイダコと里芋の煮付けを盛りました。
初めて使う漆椀には、特別な日の為にとっておいた加賀不室屋さんのふやきお汁を。
こうして見ると、お椀の底に施された丸い金の細工が、水面に映った満月の様に見えます。

その他の献立は、ふろふき大根(自家製玉味噌)と、帆立とほうれん草のバター醤油ソテーです。

やはり器は「使ってなんぼ」ですからね。
益々愛着が湧いてきました。

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2008年12月10日水曜日

運命の出逢い お宝発掘その②

昨日ご紹介した古伊万里と同じ場所で見付けた漆椀。
お椀の蓋には、桔梗の花が浮き出るように細工され、金の鈴虫と蟋蟀が描かれています。
決して華やかではありませんが、情緒溢れる絵柄に惹かれ蓋を開くと。。。

蓋の内側に月兎の細工が!
この瞬間、私のハートは鷲掴みされました。
なんとまあ、可愛らしい、粋なデザインですこと。。。

9個セットだったのですが、乾燥が激しいカリフォルニアにいるせいか、それとも前の持ち主さんに少々手荒な扱いを受けたせいか、所々漆の剥げや欠け、ヒビが…

「おぉぉ、可哀想に。。。もうすぐ私は日本へ帰るから、日本の職人さんの所で御直ししてあげましょうね」
などと手拭いで磨きながら語りかけていました。
「この子達を故郷に連れて帰れるのは私しかいない」と思うと、これは運命の出逢いとしか言いようがありません。

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2008年12月9日火曜日

お宝発掘!?

最近とある場所で出逢った古伊万里たち。
場所は京都の古門前でも骨董市でもなく…

なんと、アメリカのエステートセール!
これ迄幾度もエステートセールに通ってきましましたが、このような出逢いは滅多にありません。

シノワズリの壁紙が美しい部屋の中には、日本の古い器や中国の家具などアジア趣味の品々で溢れていました。

艶やかな赤絵の器の数々。
大皿(写真左上)の中心にある桃や蓋付碗(右)のつまみの中に描かれた石榴のモチーフは、長寿や子孫繁栄を表す吉祥果。
のぞき猪口(上真ん中)や蓋付碗には、とても繊細な仕事が施されています。

ところで、お買い得品を手にするとついつい「安いもの自慢」がしたくなってしまう関西女の私。
実は、このお猪口は一つ3ドル也。
その他はそれなりのお値段でしたが、それでも恐らく日本の骨董屋さんでは考えられないようなお値段かと思われます。
今回のエステートセールは業者が行っていたものなのですが、スタッフは皆アメリカ人。
彼女達が値を付けると、こんなことになってしまうのです。

嗚呼、お正月が待ち遠しい…
でも、考えてみたら今年のお正月は日本でした…。
おせちの為にわざわざ持ち帰る訳にもいかないし。
来年のお正月までなんて、待ってられません!!

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*前ブログでご紹介したアンティーク/ヴィンテージをご覧になる場合はこちらからどうぞ

2008年11月18日火曜日

シルバースプーン

少しずつ集めているシルバースプーン。
パターンはバラバラですが、お客様にはそれぞれの個性的なデザインを比べる楽しさを味わって貰えるかもしれません。

中でもこちらはお気に入りの一本。

カカオの実のように面取りされたスクープ部分が、光を反射して独特の輝きを放ちます。

PAT1895年 アメリカのTowle社製。
裏にはスターリングシルバーの刻印があります。

磨くのにちょっぴり手間のかかるシルバーですが、だからこそ尚更可愛くて仕方がありません。

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2008年11月14日金曜日

歴史を手に取る

エステートセールで出逢った、オールドノリタケのディナーセット。
毎度のことですが、この地で故郷の品に出逢うと感慨深い気持ちになります。
中でもこのディナーセットは、これまで知らなかった歴史に触れるきっかけを与えてくれました。

このディナーセットは、大正から昭和初期にかけてアメリカへの輸出向けに作られたもの。
ノリタケなのに何故裏印が「M」なのかといいますと、ノリタケカンパニーの前身となった「森村組」から由来してのことです。

時代は遡ること江戸末期。
丁度大河ドラマ『篤姫』の時代でしょうか。
当時西洋のものが大量に国内に流入する一方で日本の金が日本にとって不利な条件で海外に流出していました。
これにいち早く気付いた森村市左衛門という商人があの福沢諭吉に指南を仰いだところ、「日本もこれからは積極的に輸出貿易を行い、外貨を獲得せねばならない」という助言を受けたのです。(福沢諭吉は一万円札の顔に相応しいと今更ながら納得。)
こうして森村市左衛門は、開国後間もない明治9年貿易商社森村組を設立。
当時の日本では製造が困難だった大きな洋皿の開発に見事成功し、このようなディナーセットが海外に向けて輸出されていったのです。

このアメリカの地で出逢う日本の食器はノリタケだけではありません。
九谷焼、薩摩焼など数々の日本の伝統工芸品が明治から戦後にかけて外貨獲得の手段として世界各国に広がり、今もなお海外で高い評価を得ているのです。

こうした「日本の海外輸出向け品」を手に取る度に、日本の発展を支えた職人さん達の魂を感じずにはいられません。
やはり、日本人の「ものづくり」「技術力」は凄い!!

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2008年8月8日金曜日

気の合うライバル出現。


これまでにもエステートセールで何度か購入したことのある輸出向け九谷金花詰。
こちらはこれ迄出逢った中で一番良い仕事の一品です。

何と言っても芸が細かい。
そして仕事が丁寧で美しい…。


中にもさりげなく絵付けが施されています。
お正月など、お祝い事の席で活躍してくれそうです。

この日訪れたエステートセールは、入場制限される程の盛況ぶり。
リストに自分の名前を書き扉の前で待っていると、ふと見覚えのある顔を発見。

以前、ルマージュセールで会ったsatsimaコレクターのおじさんだ!!
眼光鋭く貫禄のある、一見強面のおじさんだけれど、面白い話が聞けるかもしれない。
ちょっと話しかけてみよう。。。

と挨拶してみると、強ばり気味のおじさんの表情が一転。
優しい表情で
「やあ!ルマージュセールの時の君だね。覚えてるよ!」
とおじさん。
軽く握手を交わし、お互いが最近手に入れた物や世間話に花を咲かせました。

「日本のものは絵付けが繊細で美しいから好きだ。
特に僕はsatsuma(薩摩焼)が好きなんだ。」

とおじさん。

「それならば、日本語放送で放送中の篤姫を見るべきですよ!
薩摩藩から将軍家に嫁いだ姫の話で、日本の歴史も分かるし面白いですよ!」

などと二人で盛り上がりつつ、扉が開いて私達は中へ。

ここで私達は分かれて物色を始め、見付けたのが上の器。

そして数分後。
庭で再び彼と出くわしお互いの手元を見てビックリ。

彼もこれと全く同じ柄の小さな壺を持っているではありませんか!
もう二人で大爆笑。

なんだかこのおじさんとはまたどこかでバッタリ出くわしそうな予感がします。