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2010年10月14日木曜日

麦藁手の片口碗

アンティークショップで見付けた麦藁手のお碗。

アメリカに来た当初はカリフォルニアの料理が真新しくて洋食器にばかり目が行っていましたが、普段の食事は和食中心ということもあり、最近は「使える和食器」に目が奪われます。

といっても、ここはアメリカ。
日本のように、お気に入りの作家さんのものが簡単に手に入るわけでもなく、数少ない和物のガラクタの中から気に入ったものを見付けるしかありません。
数が揃っていることも稀で、今回も二つだけです。

最近、何故か無性に惹かれる麦藁手。
規則正しく描かれたシンプルな縞模様なのですが、よく見ると人の手で描かれた線は微妙に歪んでいたり、太さが違ったりしていて、そこに手作りのぬくもりが感じられるのが魅力です。

このお碗は、鉄の筋が筆を押し付けるようにリズミカルに描かれています。

裏印はなく、いつどこでどんな人が作ったものなのかはさっぱり判りませんが、
尻すぼみの上品なフォルムや淵の立ち上がりに繊細さが感じられて、人目で気に入ってしまいました。

しかも、本当にさりげなく、淵の部分に片口が施されているのです。

こちらのアンティークショップで出逢う和食器といえば、華やかな伊万里の色絵が殆ど。
(海外では、地味な染め付けよりも華やかな色絵が好まれるのです)
普段使いに重宝しそうな、素朴で控えめな器を求めている私にとって、今回の器はなかなか嬉しい出会いでした。


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2010年7月9日金曜日

アンティークフェア July'10

またまた行って参りました。
アラメダのアンティークフェア。

こちらは、会場内で恐らく一番人目を引いていたであろう、ゴージャスな鳥籠。
とっても素敵だけれど、こんな巨大な鳥籠を普通のおうちに置くのは、まず無理でしょう。

今回の戦利品。
アンティークのリトグラフです。
お菓子の絵はキッチンに、植物の絵はガーデンシンクの壁に飾る予定。

あとは、和もの。
色絵の蕎麦猪口に、

麦藁手の醤油さし。
注ぎ口の部分が細く丁寧な作りで、手にしっくりと馴染む大きさです。

この他にも、箸置きなど、日本のものをちょこちょこと買い込んで来ました。

本当は日本で器屋さん巡りをしたいのですが、とりあえず今はこうしてその欲望を満たしています。

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2010年6月2日水曜日

イギリスの小皿。

チビ太のお迎えの時間まで余裕があったので、丁度通りかかったスリフトショップで時間を潰すことに。

それ程古いものではないのですが、70年代風のデザインがどこか懐かしい、イギリス製の小皿を5枚組で発見。

JOHNSON BROSのJAMESTOWNというシリーズです。

そのすぐ傍に、ROYAL DOLTONのOLD LEES SPRAYSというシリーズのお皿を見付けました。
こちらは、1912年から1956年に生産されたものです。

2種類共直径15センチ程のプレートで、ちょっとした小菓子や子供のおやつを乗せるのに丁度良い大きさ。
例え一枚単位でも、お気に入りの小皿を集めては、その時の気分で選んで楽しんでいます。

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2010年2月26日金曜日

うつわの収納。

うちの和食器の収納棚です。

以前は木箱に収納しているものもあったのですが、食器は使ってなんぼ。
思い切って全て箱から出すして収納することにしました。
お気に入りの食器は常に目に付く状態にしておきたいですしね。

小料理屋のカウンターの向こうによく和食器が綺麗に重ねられていますが、それをイメージして。
嗚呼、日本に帰って器屋さん巡りをしたくなってきました。


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2009年4月16日木曜日

松本石亭 白磁その②

京都の姉小路通沿いにある小さな器屋さん(店の名前を忘れてしまいました。確か、向かいに「彩雲堂」という古い画材屋さんがあった筈。)で見付けた清水焼の白磁のお皿。
浮き出るように細工された細かい唐草模様がとても上品で、一目で気に入ってしまいました。

後で調べて解ったのですが、これは京都・熊野の窯元、松本石亭さんという方の作品。
どうやら、この細かい図柄はまず石膏型を彫ってそこに打ち込むという手法が施されているようです。

控えめながらも存在感のある白磁。
盛り付けた料理をしっかりと引き立ててくれるのも魅力です。

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2009年4月15日水曜日

雀の小皿 白磁その①

エステートセールで見付けた、和モノの小皿。
雀の姿が象られた白磁の小皿が、5枚で5ドル也。

この時の為替レートも確か1ドル100円位だったので、
「100円ショップ並みのお手頃さだわっ!でも、100円ショップではこんな粋なデザインのお皿は絶対に買えない。」

などと思っていたのですが。

ある日古伊万里の本を見ていたら、これと全く同じ素地の染め付けのお皿が現れたのでビックリ。
どうやら、伊万里の白磁だったようです。。。

確かに、触れてみると時代を感じます。
これだからエステートセール巡りは止められない。。。

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2008年12月10日水曜日

運命の出逢い お宝発掘その②

昨日ご紹介した古伊万里と同じ場所で見付けた漆椀。
お椀の蓋には、桔梗の花が浮き出るように細工され、金の鈴虫と蟋蟀が描かれています。
決して華やかではありませんが、情緒溢れる絵柄に惹かれ蓋を開くと。。。

蓋の内側に月兎の細工が!
この瞬間、私のハートは鷲掴みされました。
なんとまあ、可愛らしい、粋なデザインですこと。。。

9個セットだったのですが、乾燥が激しいカリフォルニアにいるせいか、それとも前の持ち主さんに少々手荒な扱いを受けたせいか、所々漆の剥げや欠け、ヒビが…

「おぉぉ、可哀想に。。。もうすぐ私は日本へ帰るから、日本の職人さんの所で御直ししてあげましょうね」
などと手拭いで磨きながら語りかけていました。
「この子達を故郷に連れて帰れるのは私しかいない」と思うと、これは運命の出逢いとしか言いようがありません。

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2008年12月9日火曜日

お宝発掘!?

最近とある場所で出逢った古伊万里たち。
場所は京都の古門前でも骨董市でもなく…

なんと、アメリカのエステートセール!
これ迄幾度もエステートセールに通ってきましましたが、このような出逢いは滅多にありません。

シノワズリの壁紙が美しい部屋の中には、日本の古い器や中国の家具などアジア趣味の品々で溢れていました。

艶やかな赤絵の器の数々。
大皿(写真左上)の中心にある桃や蓋付碗(右)のつまみの中に描かれた石榴のモチーフは、長寿や子孫繁栄を表す吉祥果。
のぞき猪口(上真ん中)や蓋付碗には、とても繊細な仕事が施されています。

ところで、お買い得品を手にするとついつい「安いもの自慢」がしたくなってしまう関西女の私。
実は、このお猪口は一つ3ドル也。
その他はそれなりのお値段でしたが、それでも恐らく日本の骨董屋さんでは考えられないようなお値段かと思われます。
今回のエステートセールは業者が行っていたものなのですが、スタッフは皆アメリカ人。
彼女達が値を付けると、こんなことになってしまうのです。

嗚呼、お正月が待ち遠しい…
でも、考えてみたら今年のお正月は日本でした…。
おせちの為にわざわざ持ち帰る訳にもいかないし。
来年のお正月までなんて、待ってられません!!

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