2008年12月30日火曜日

魯山人寓居跡

山代温泉は、九谷焼のふるさと。
温泉街の中にひっそりと佇むこのいろは草庵は、若かりし日の北大路魯山人が半年間滞在した場所です。

この地で魯山人は窯元須田菁華の下で九谷焼を学び、この界隈の旅館の看板を彫っていました。

展示室に並ぶ魯山人作の九谷焼の器の数々を眺めていると、魯山人の豊かな才能と感性に圧巻させられます。

「食器は料理の着物」という言葉は、魯山人の残した有名な言葉。
この短い言葉の中に、料理をいとおしむ気持ちと、食材をもたらしてくれる自然に対する敬意が込められているような気がしてなりません。


魯山人寓居跡 いろは草庵
石川県加賀市山代温泉18の5番地
TEL 0761-77-7111


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