クリスマスを目前に控えたある日、「サンタさんに手紙を書く」と言い出したチビ太。黙々と描き上げた欲しい物の絵は、そう、キッチンです。
コンロの上に鍋が乗っていて、一応それらしい仕上がり。
サンタさんに解ってもらいたくて必死な様子がどことなく伝わってきます。
これを機に文字の練習もさせようと、私が手を添えながらメッセージを書き加えて完成。
どういう訳か、チビ太は「これもツリーに飾る！」といって注意深く枝の上に置いていました。
「チビ子に優しく、毎日いい子にしてないとサンタさんは来てくれないんだよ」
という言葉を意識してか、クリスマス前日はチビ子に玩具を積極的に貸すなどやけにいい子だったチビ太。
プレゼントの為となると、やはり必死です。
そしてクリスマスの朝。
来ました。白木の子供用キッチン。
驚きの表情と共に目を輝かせながらキッチンに手を触れるチビ太と、夢中で蛇口やコンロをひねるチビ子。
これで二人とも料理の腕を磨いておくれ。。。
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