2009年2月27日金曜日

ロールケーキ


今日は来客があったので、お茶請けにロールケーキを作りました。
日本で食べたGOKOKUのロールケーキが美味しかったので、それを再現すべく今回は生地にタピオカ粉ともち粉をブレンドしてみました。


切り口はこのような感じ。
苺の生ロールです。
見た目はまずまずといったところでしょうか。
巻く際に大きめの苺を丸ごと隙間なく一列に並べてみました。
もち粉が入っているせいか少しモッチリとした食感です。
もう少し生地に厚みがあっても良かったかな。。。

この日は偶然ママ友達のYさんもチョコレート生地のロールケーキを作って来て下さったのですが、チョコレートが濃厚でとっても美味しくて感動。
これはレシピを教えて頂かなくては。。。
ロールケーキは奥が深いので、暫く研究してみることにします。

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2009年2月26日木曜日

子連れ機内の救世主。

日本帰省の際、我が家が避けて通れない難関が、子連れでの機内およそ10時間。
今回は行きは夫もいたのですが、帰りは私一人で二人(1歳児と4歳児)を連れて帰ることに。
子連れでの飛行機には慣れているとはいえ、やはり気合いと十分な下準備は必要です。

子供達に機内で大人しくさせるにはおやつが必須なのですが、甘いおやつは虫歯が心配ですよね。
そこでお勧めなのが、「泣く子も黙る干しマンゴー」
写真は加糖されていない、ただ干しただけのオーガニックドライマンゴーです。
噛み締める程に自然の甘味が口に広がりってとても美味しい上、ミネラル分も豊富。
歯応えがあるので食べるのに時間がかかる(=子供の口封じにぴったりな)おやつなのです。
うちの子達はこれが大好きで、普段からおやつによく食べています。
特にチビ子は丁度歯が生えかけてむず痒い時期だったので、これを噛ませていると機嫌が収まり大変重宝しました。

子供が食べ飽きないように、レーズンやクランベリーなど、色々なドライフルーツをミックスしたものをジップロックに入れるのもいいかもしれませんね。
アメリカはドライフルーツが日本に比べて割安なので、旅先でお土産に大量購入されるのも良いかも知れません。

さて、今回の機内はチビ太(4歳児)はともかく、歩き盛りのチビ子が心配だったのですが、もう一つ機内初使用の意外なアイテムが大活躍し、オムツ替え以外一歩も通路に出ることなく10時間を乗り越えるという快挙を果たしました。

その、意外なアイテムというのは。。。

ズバリ、車用チャイルドシート。

日本から旅行で海外に行かれる方でこれを持ち込む方はあまりいらっしゃらないかと思うのですが、これまで飛行機で乗り合わせた子連れアメリカ人のチャイルドシート使用率が高く、ずっと気になってはいました。
ただ、必ずしも子供が素直にカーシートに座っている保証はなく、そうなると「ただのお荷物」になることが危惧され、チビ太が1歳の時は持ち込む気になれませんでした。
そんな訳で、チビ太が1歳の時は通路を行ったり来たり。
まるで歩いて日本に帰ったような気分でヘトヘトになりました。

ところが!
今回周りのママ友達にも勧められて試しにチャイルドシートを持ち込んだところ、6時間もスヤスヤと眠ってくれたではありませんか!
どうやら、乗り馴れたカーシートだと精神的にも落ち着くようです。
御陰で私もゆっくりと眠り、落ち着いて機内食を平らげることが出来ました。
チビ太の時に比べると奇跡のようです。
親がベルトをして抱っこするよりも、座席ベルトでしっかり固定されたチャイルドシートに乗せた方が安全上も良いかもしれません。
ただ、この手法はお子さんによって当たり外れがあるかもしれませんが。。。
それと、チャイルドシートが大きすぎると機内で断られてしまう恐れもあるようなので、サイズは要チェックです。

あと、授乳中の赤ちゃん連れの方にお勧めなのが大きめのポンチョ。
授乳カバーも良いのですが、ポンチョなら隙間が出来ないのでカーシートの上にすっぽりと被せることが出来、赤ちゃんをチャイルドシートに寝かせたまま授乳することが出来ます。(ちょっと奇妙な体勢になりますが)
チビ子が眠りから覚めて愚図ったら授乳→そのまま再び眠りに入る。。。
の繰り返しで、かなり眠らせることが出来ました。

小さなお子様連れで飛行機の乗られる予定のある方は、是非試してみて下さい!

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2009年2月25日水曜日

豚トロ、白和え、その他。

夕飯のおかずたち。
鮪の漬けと長芋、焼き豚トロ・ガーリック風味、菊菜と林檎と胡桃の白和え、じゃが芋と玉葱とわかめの味噌汁。

白和えは、本当は富有柿を使いたかったのですが、旬はとっくに過ぎてしまったので仕方なく林檎で。
ホクホクと煮崩れかけたじゃが芋とトロトロになった玉葱と塩蔵わかめの味噌汁は、ホッコリとした気分になれます。
ポイントは、玉葱をなるべく薄切りにすること。

ところで、例え家庭であっても刺身を切る時はやはり柳包丁に限ります。(当たり前?)
鮪の漬けがツルン、トロン♪な舌触りになりますよ!

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2009年2月24日火曜日

世界地図の壁紙

先日、とあるスポーツジムを訪れた時のこと。
施設内に設けられたキッズルームに入るなり、
「この壁紙、エエやん!」
と夫。

ほっほ〜、なるほど確かに。
世界地図の壁紙ですか!
これは面白い。

これなら地図の隅っこのセロテープがボロボロになることもないし、小さな文字に目がチカチカすることもなさそう。
そして何より、クールでアカデミックな子供部屋になりそう!
(一歩間違えれば『007』に出てくる諜報機関の指令部みたいにもなりそうですが)

ただ、子供がある程度の身長にならなければ地図上部まで見渡せないのが難点。
子供達がもう少し成長する迄待つことにしよう。。。

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2009年2月23日月曜日

spinkles cupcakes

ビバリーヒルズ発祥の人気カップケーキ店splinkles
「パロアルトのスタンフォードショッピングセンターに出来た」と噂には訊いていてずっと気になっていました。
そして先日、漸くここのカップケーキにあり付くことが出来ました。

箱、カップケーキ共にシンプルで可愛らしいデザインです。
今回購入したのは、レモン、レッドベルベット、チョコレートマシュマロ、バナナ。

箱から出す際、思いの外ズッシリと重みを感じました。
それもその筈、きめ細かい重めの生地の上に厚めのアイシングがてんこ盛り。
かなりのボリュームです。
アイシングが甘い分生地は甘さ控えめになっているのですが、我が家では一人で一個を一気に平らげられず、二日に分けてチビチビ食しました。

生地とアイシングの組み合わせが絶妙で、味はなかなか美味しいです。
ちなみに、人気の「レッドベルベット」は赤いチョコレート生地。
軽い口当たりのチョコレートケーキとクリームチーズアイシングの相性がいい感じです。
個人的にはレモンも気に入りました。

曜日によって異なる味が楽しめるのも面白いところ。

後から知ったのですが、ここのカップケーキはなんでもハリウッドセレブ御用達なのだとか。
公式ウェブサイトの'coming soon'の一覧には'tokyo'も入っています。
さすが、流行スイーツに敏感な東京。
そのうちクリスピークリームやコールドストーンの如く、スプリンクルス東京店の前に長蛇の列が出来る日が来るかもしれませんね。

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2009年2月20日金曜日

バースデーケーキ

チビ太の今年のバースデーケーキのデザインはミツバチ。

外見のみならず、生地にも蜂蜜をたっぷり使用。
バナナと生クリームをサンドし、表面は天然色素で色付けした生クリームとチョコレートでデコレーションを施しました。

大きなケーキを手作りするのには失敗が許されない分ある程度の勇気が必要ですが、
「きっと回数を重ねるうちに上達するはず」と自分に言い聞かせながら毎年せっせと手作りに励んでいます。

このケーキのインスピレーションの元となったのは…
(虫嫌いの方はこれより先に進まれない方が良いかもしれません)



会場となった博物館に展示されている蜂の巣パネル。
チビ太はこのパネルが大好きで、ここに来るといつも張り付いています。

さて、次回は果たしてどんなバースデーケーキになることやら。。。
来年や再来年のネタを考えているうちに
「チビ太もいずれ思春期になってこんなケーキに感動してくれなくなるのだろうな〜」
と少し寂しい未来が一瞬頭をよぎったのですが、
「いやいや、10年後は思春期男子を呆れさせる位スゴイケーキを作ってやろうじゃないか!」
などと企んでいる「うっとおしいオカン」予備軍であります。

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2009年2月19日木曜日

グッディバッグ 配りモノ第3弾


先週末は、チビ太が学校で仲良くして貰っているお友達家族を招いてバースデーパーティーを開催。
カリフォルニアは雨期真っ只中ということで、場所は子供博物館を選びました。

そういう訳で、今回のテーマは「研究室」。
テーマカラーは紫と緑です。

今回のパーティーでこだわってみたのは、子供達に配るお土産「グッディバッグ」。
子供達に動物・昆虫博士になりきって貰おうと、中身は博士眼鏡や虫眼鏡、ゴム製の昆虫、ジェリービーンズ入りの試験管などを詰めてみました。
グッディバッグを作る時は私自身が「こども脳」に返って「こんな物が入っていたら楽しいだろうな〜」と想像力を働かせます。
虫眼鏡や試験管は、学校用品の専門店で入手しました。

ステージで行われたアニマルショーは、博物館だけあって少しアカデミックな内容。
スタッフが動物の生態を解り易く解説してくれ、子供達は真剣な眼差しで聞き入っていました。

写真の動物は、フェレット。
子供の体に透明ホースを巻き付け、その中を通らせているところです。

子供が学校に通いだすと友達の数も増えるので、アメリカではこうしたレジャー施設を借りての誕生日会がよく行われます。
住宅事情などの問題でなかなか大人数を家に招くのは難しいですが、こうした場所なら週末でも家族で楽しんで貰える上色んな方と家族ぐるみで交流出来るので、今後も重宝しそうです。

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2009年2月18日水曜日

配りモノ 第2弾。

今月の配りモノ第2弾(身内限定)は、バレンタインに焼いたブラウニー。
生地にはココアパウダーだけでなくチョコレートも入れたので、結構ズッシリめ。
ココアパウダー、チョコレート共にヴァローナを使用したところ、かなり濃厚でビターな「大人の味」となりました。
表面にも薄く溶かしチョコレートを広げてパリッとした食感を加え、ピーカンナッツとココアパウダーで仕上げてあります。

ところでこのお皿、いい歳して笑っちゃう程ゴエゴテ&ラブリー系でしょう。
クリスマスセールで半額になっていたので、
「まあ、こういうのもアリかな」と思いまして。。。
写真では見えませんが、ブラウニーの下はミツバチも飛んでいたりします。
次回はこのお皿にマカロンでも乗せてみようかな〜。

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2009年2月17日火曜日

配りモノ 第一弾。

今月前半は何かと配りものを作る機会が多く、キッチンがお菓子の生産工場と化していました。

第一弾は、息子の誕生日に学校で配るフェイバー作り。
ラズベリージャムサンドクッキーです。

お菓子製作に袋詰め、そしてメッセージタグ作り。
こういう内職的単純作業、嫌いじゃありません。(編み物は例外)
無心で作業に没頭し、ひと仕事終えた時の達成感がたまらなかったりします。

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2009年2月13日金曜日

運命のおひなさん〜京都散策その③〜

少し前、京都散策の記事で「子供がいるからこそ広がった世界」をご紹介しましたが、こちら京都御所のすぐ傍にある安藤人形店もそのうちの一つ。

今回の日本帰省で娘の雛人形を求めることになり、実はここを訪れる数日前に「人形の町」大阪松屋町を訪れていました。
某大型人形店には様々な作家さんの膨大な数の雛人形が並べられていたのですが、その中でビビビッと来たのが安藤桂甫さんの京雛人形。
「一目惚れ」とはまさにこのこと。
普通ならそこでそのまま購入…となるのですが、
「どうしても桂甫さんにお会いしたい!桂甫さんのお雛様をもっとじっくり見たい!」
との一心で、京都の工房まで足を伸ばすこととなりました。

まず通して頂いたのは、安藤人形店2階の展示室。
部屋の奥までズラーっと段飾りが並べられた様子は、思わず息を呑んでしまう程の美しさ。
間口が狭く、奥行きが深いこの建物は、「うなぎの寝床」と呼ばれる京都ならではの造りなのだとか。


艶やかな西陣、ふっくらとした上品な顔立ちの京雛。
桂甫さんのお雛様は、その色合わせと着付けの美しさに定評があります。

実際に購入したお雛様は写真とは別のものですが、そちらはひな祭りの際にお披露目しますね。

明治36年創業の老舗を担う、二代目安藤桂甫さん。
黄綬褒章を受賞され、「現代の名工」にも選ばれた人形作家の第一人者です。

一階の工房奥で作業される桂甫さんの姿が見えた瞬間思わず心が踊り、「ファンなんです〜!」と駆け寄りたい気持ちをずっと押さえていたのですが、お忙しい中わざわざ二階まで上がって来て下さった上、帰り際には工房の中まで案内して下さいました。

「職人さんだから、もしかすると無口で気難しい方かも」と内心ドキドキしていたのですが、気さくで物腰の柔らかな本当に素敵な方でした。


向かって左から、二代目桂甫さん、三代目忠彦さん、奥様で雛人形コーディネーターの啓子さん。
この写真をご覧になれば、安藤人形店のアットホームな雰囲気がお解り頂けるかと思います。

奥様には本当に細やかな心配りを頂き、一生忘れられないお買い物をさせて頂きました。
実は、私の厄年を最初に心配して下さったのはこちらの奥様。
「厄除けに小豆のものを沢山召し上がって下さいね」
とのお言葉通り、その足で神社で厄払いをして頂き、錦市場で小豆を買って帰りました。

お雛様は本来、持ち主である女の子の身代わりとなって厄や災いから守ってくれる神聖なもの。
今思うと、桂甫さんのお雛様に導かれるようにこの店を訪れ、奥様にこうしたお言葉を掛けて頂いたことで私自身も災いから守られたような気持ちがします。

太平洋戦争では戦闘機に乗り、一歩間違えれば命を落としかねない時代を生き抜いて来られた二代目桂甫さん。
桂甫さんによると、安藤人形店は代々一人息子で受け継がれて来たそうで、既に四代目も控えておられるとのこと。
ここを訪れ、「古くからの伝統や風習を守り続けておられる京都の人々、京都の街は、何か見えないものの力で守られている」と強く感じました。

安藤人形店
〒602-8034 京都府京都市上京区油小路通丸太町上る
電話 075-231-7466

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2009年2月12日木曜日

加賀みやげ

京みやげに続き、こちらは加賀山代温泉のお土産。
俵屋の「じろあめ」は、なんと麦と米のみを使用した甘味料。お料理に使うのが楽しみです♪
丸八製茶場の献上加賀棒茶は、昭和天皇に献上されたことで有名。
茎のみを使用した香りの良いほうじ茶です。
その他、奥能登の塩、佃の佃煮、加賀寿庵のぬれげんこつ、干し甘えび。
…といった具合に、食べ物ばかりです。。。
本当は九谷焼の器をじっくり選びたかったのですが、時間がなく断念。
素敵な器屋さんを見付けたので、この楽しみは次回にとっておくこととします。

日本への帰省中、ついあれもこれもと荷物が増えてしまうのは毎度のこと。
旅先でのお土産に書籍、乾物類、子供達の衣類(これが特に冬は嵩張る)そして今回は更にある大物(貴重品)が加わり、結局スーツケース+段ボール3つに膨れ上がりました。
帰りは私一人でチビ太チビ子を連れてのフライト。
こうなったら根性あるのみです。

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2009年2月11日水曜日

京みやげ その②

京都で購入、または頂いた品々。
弘法市で見付けた葛篭、そして「くくり猿」と吊るし雛。
くくり猿は、京都の一部の地域の軒先に吊るされているお守りのようなものです。
大好きな鶴屋吉信のゆず餅と木々の露は、いつもアメリカに持ち帰る定番のお土産。
一保堂茶舗の抹茶、煎茶、番茶。
ここの番茶は野焼きのような独特の芳しい香りがして懐かしい気分になります。
頂き物の石黒香舗のにほひ袋
鳩居堂のぽち袋、そして一筆箋は義母の真似をして購入。
伊兵衛の風呂敷は、結び方ひとつで可愛いバッグに変身!これは旅行に重宝しそうです。

ところで、日本にいる時は然程気にかけなかったのですが、京都の「和テイスト」の包装ってシックで素敵。。。
この色といいデザインといい、日本独特の美しさがあります。
そして、店員さんが包む時の手際の良さといったら。。。
特に一保堂さんの茶筒の包装なんて、もうブラボーとしか言いようがありません。
折り紙文化の成せる技でしょうか、アメリカの不器用な店員の縦蝶結びに慣れてしまった者としては、見ていて惚れ惚れしてしまいます。

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2009年2月10日火曜日

京のおばんざい朝食

長い居候生活を終え実家を発つ日、京都で買った食材を使っておばんざい朝食を作ることにしました。
一応、お世話になった実家への感謝の気持ちも込めて。。。

献立は、飛龍頭と壬生菜(叔父の畑産)の煮浸し、出し巻き玉子、豆腐と九条葱の味噌汁、海老芋の煮付け柚子添え、ご飯、

そして壬生菜の浅漬けも作ってみました。
黒七味と柚子を入れるのがポイントです。

ところで、この日早速有次の包丁を使用したのですが、その切れ味の良さにビックリ。
葱を切る時、力を入れなくても刃の重みでストンストンと切れていく感じです。
アメリカに持ち帰り、大根の味噌汁を作ったところ、
「今日の味噌汁、なんか美味しい」
と夫。
味噌の分量も野菜の切り方もこれまでと同じように作ったつもりだったのですが、どうやら包丁の切れ味が変わるだけで野菜を口に含んだ時の舌触りが変わるようです。

実はこの包丁を薦めて下さったのは、京都でも料理人をされていた日本料理の先生。
布巾でマメに拭かなければすぐに錆びてしまうのが少々面倒なのですが、プロ御用達の一流のお道具。
「猫に小判」とならぬ様、きちんとお手入れせねば。。。

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2009年2月9日月曜日

京みやげ その①〜食材〜

小雨の降る黄昏時の町家。
引き戸のガラスから漏れる白熱灯の灯りに何とも言えぬ温もりを感じます。
こちらの写真は、澤井醤油店。
京都の美味しい食材を求め、このような佇まいのお店をはしごしました。
今回の収穫。
錦市場で買った京野菜(九条葱、海老芋)とたまご、彩あられ、平野とうふの豆腐に飛龍頭、原了郭の黒七味に山椒、澤井醤油の二度熟成醤油、山中油店の玉搾り胡麻油、有次の菜切り包丁に抜き型、写真にはありませんが御幸町関東屋の白味噌など。

これらの食材で京のおばんざい作りに挑戦です。
結果はまた次回。

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2009年2月6日金曜日

ふとまきまっきー

訳あって節分の日の食卓に上がらなかったお花の太巻き。
実はこれ、バンダイから発売されている「ふとまきまっきー」という玩具で作ったものなのです。
後から知ったのですが、日本ではメディアでも取り上げられ、一部のママさん達の間で話題になっているようです。

この後を読み進められればお分かり頂けるかと思いますが、私には仕組みの説明が困難なので詳しくは公式サイトをご参照下さい。

さて、チビ太のクリスマスプレゼントにとひいおばあさんから頂いた「ふとまきまっきー」。
ローラーの付いた謎のプラスチック製の機械を前に
「果たしてこれでどうやって太巻きを作るのだろうか。。。」
と少々当惑気味だった私。
説明書と睨めっこしながら作業に取り掛かったのですが、いつまで経っても思うようにいきません。
用紙一枚にまとめてくれたのはいいのですが、御丁寧にも全ての漢字にふりがながうたれ、その分更に文字数が増えて紙面の文字密度が非常に高くなった説明書。
元々説明書を読むのが苦手な私は、この文字密度の高さを見ただけでパニック状態に。
更に夕飯の予定時間は刻一刻と迫り、横から「ぼくもまきまきして遊びたーい」「ご飯まだー?」などとチビ太に囃し立てられ、気は焦る一方。
たかが玩具(対象年齢6歳から)に振り回されている自分が情けなくなり、結局節分の夜は諦めて巻きすで普通の太巻きを作ることになったのでした。

写真の太巻きは、明くる朝6時に起きて、子供が寝静まっている間に再度チャレンジして作ったものです。
いざ出来てみれば、「なーんだ、こういうことね!」という感じ。
使い方さえマスターしてしまえば、綺麗な太巻きが簡単に作れてしまいます。
これはもう立派な調理器具です。

そういう訳で、苦心の末出来上がったお花の太巻きはチビ太のお弁当になりました。

ところで。
こんな日に限って(本当はもう一品おかずを入れる筈が、ふとまきまっきーの御陰でそれどころではなくなった)たまたま一部のお母さん方が教室参観に来られていたのですが、あるお母さんに
「その太巻きはどうやって作るの?」
と訊かれたチビ太。

この質問に対し、なんと

「取扱説明書を見ないと解らない。」

と答えたそうな。。。

「太巻き作りに何故取扱説明書が必要なのか」ということ以前に、4歳児の口から突然「取扱説明書」という言葉が発せられたことにかなり引かれてしまった様子。
一体いつの間にこんな言葉を覚えたのだか。。。
私が必死で説明書と闘う姿がそんなにも印象的だったのでしょうか。

そういえば以前、うっかり
「蒸気機関車は木炭を燃やして走るんだよ」と言ったところ
「ママ、木炭じゃなくて石炭でしょ」
と突っ込まれたこともあったっけ。。。

機械音痴&説明書嫌いの私に対し、乗り物・メカ好き&玩具の箱の裏書きを見るのが大好きなオタク系チビ太。
この私から一体どうしたらこんな子が生まれるのか、謎です。。。

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2009年2月5日木曜日

気の抜けない節分。

時差の分一足遅れて我が家も昨日節分を迎えました。
前厄を迎えた私にとって、今年から3年間は特に気の抜けない行事です。
写真は、それを知ってか知らずか叔母が贈ってくれた鶴屋吉信のお饅頭「福ハ内」。
升状の入れ物は、実際の豆撒きにも活用しました。

パパ鬼がチビ太の容赦ない豆攻撃を受ける一方で、チビ子は鬼に怯えてひたすら号泣。
何を血迷ったか時折「鬼は内!」などと叫ぶチビ太に前厄女の私は内心ヒヤヒヤしつつ、しっちゃかめっちゃかの節分となりました。

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