2010年4月28日水曜日

ミミズ誘拐事件。

2週間に一度、芝や雑草を苅りに来てくれる庭師のおじさん。

果樹の木の根元に植えたチューリップの芽を、雑草と一緒に草刈り機で見事にスパっといってくれたことは少し前にもお話しましたが、今回は、同じ場所を何やら一心不乱に掘り返し始めました。

家の中から、
「一体何をしているんだろう。。。」
と暫く様子を伺っていたのですが、どうしても気になってしまい、背後から近寄り挨拶してみることに。

私:「こんにちは!いつも有り難うございます」

庭師:「やあ!庭の雑草を刈っておいたからね!」

私:「綺麗になりましたね〜!」

と言ってふっと目を下に落とすと、
プラスチックカップの中に、ミミズ達がウヨウヨいるではありませんか!

私:「ミミズが沢山いますね」
(あ、あなた、うちの可愛いミミズ君達をどうする気!?)

庭師:「ミミズは植物にとって素晴らしい生き物なんだよ」

私:「そうですね。でも、このミミズをどうするんですか?」
(私がどれ程ミミズ達を愛しているのか、知る訳ないか。。。)

庭師:「今日この仕事が終わったら、湖に釣りに行くんだ。これはそのエサにするのさ!」

私:「今日は天気もいいし、いいですね〜」
(なる程。それでスプリンクラーの真下の、湿り気のある土を重点的に掘り返していたわけね)

庭師:「ところで、その箱は何?」

と、ミミズ箱を指さしたおじさん。

私:「生ゴミのコンポスターです。」

とだけ告げ、中に無数のミミズが住んでいることは黙っておくことに。

それにしたって、まだチューリップの球根が埋まっているというのに、ここまで豪快に掘り起こされるとは。。。
きっとおじさんの脳内は、完全に「釣りモード」に切り替わっていたのでしょう。

色々と気を利かせて仕事をしてくれる、陽気でとってもいい人なのですが、ちょっと脳天気で大雑把なおじさん。

ハーブの花壇を作ったつもりだったのですが、この日もチャイブがスパっと見事に刈られておりました。

すぐ隣に植えたミントは無事だったんですけどね。。。
多分おじさん、ミントは判別出来ても、チャイブは雑草にしか見えなかったのでしょう。

次回やって来る迄に、「ハーブガーデン」と看板でも立てておかねば。

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