うちには玄関先のFront Yard(前庭)と果樹の木や鶏小屋のある Back Yard(裏庭) の他、Middle Yard(その間の庭)とでも言いましょうか、建物横、リビングに面した部分にもスペースがあります。
ここには奥にたった一本小さな林檎の木が植わっているだけで他には何もなく、ただ雑草防止に藁が敷き詰められているだけ。
この土地と裏庭は殆ど手つかずで荒れた状態です。
でも、私にとってはその方が逆に嬉しいのです。
しかも柵でしっかりと囲まれているので鹿を始めとする動物の侵入が防げ、畑をするには打ってつけの場所。
よ〜し、開墾だ〜!!
とその前に、まずはこちらの材料を調達。
ホームデポ(アメリカの建材小売りチェーン)で調達した材木に電動工具、園芸店で購入したオーガニックの土。
そして、畑づくりの前に何故か大工仕事を始める私。
慣れない電動工具の扱いに悪戦苦闘しつつ出来上がったのが、
じゃじゃーん!!
Raised Bed(レイズベッド 立ち上げ花壇)の木枠です。
日本では畑というと畝を作ってそこで野菜を植えるのが一般的ですが、こちらではこのような木枠を作り、そこに土を入れて菜園を作る方法がよく取り入れられます。
庭で行うのに見た目が美しい上、舗装された場所や芝生の上でも菜園が作れます。
ベッドの中に園芸店で買って来た良質の土を入れればいいので土を耕す手間が省け、初心者でも土作りに悩まずに済むのも嬉しいところ。
その上、ある程度の高さにすればかがんで農作業をする必要がなくなるので膝や腰への負担が軽減され、高齢者や身体障害者の方でも気軽に菜園が楽しめるということで、ユニバーサルデザインとしても注目されているようです。
ただ、普通の畑に比べてコストが少々かかるのが難点。
しかもこの高さだと大根が伸びたら更に下の土まで到達するかもしれないということにはたと気付き、
結局木枠の下の土も鍬で耕し、小石などを取り除いておくことに。
エイコラサー!ってな具合で野良仕事に励んでおりました。
前の住人もここで畑をしていたせいか、土がある程度柔らかく質も良さそうなのが救いでした。
ちなみにこのレイズベッドの大きさは、縦4ft×横8ft×高さ1ft。
途中で土が足りない事に気付き、只今作業が中断していますが、出来上がったらまたご紹介します。
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