2009年8月4日火曜日

「猫ばあば」現る!! 〜1日目〜

昨日の続きです。
私が目にした驚くべき光景とは、コレです。

プラスチック容器に盛られた猫の餌と水。
ここはカウンティ(郡)の所有地でフェンスが張られているにも関わらず、猫用のものとしか思えない大きさの穴が開けられ、この中で猫の餌付けが行われているのです。
一応この空き地については入居前に「曰く付き」ではないか調べており、「郡の所有地で元々は貯水タンクがあった場所」ということは判っていたのですが、まさかこんな現状だったとは。。。

不審に思いながらなるべく窓の外に注意を払うようにしていると。。。

猫に餌をやるおばあちゃんを発見!!
思い切って話しかけてみることに。

「この猫達はどこから来たんですか?」

「ここは郡の土地だから彼等は郡の猫なの」

「??? うちに小さな子供がいて庭で猫を見る度に怖がっているのですが、猫達を里親に引き取って貰うなりご自身の自宅に連れて帰るなりすることは出来ないのでしょうか?」

「この子達はここにいるのがナチュラルな状態なのよ。この辺りには野生の鹿や狸だっているでしょ」

「ナチュラルって。。。プラスチック容器に猫の餌を入れて住宅街の真ん中で野良猫に餌付けする行為自体が自然ではないと思うのですが。。。」

おばあちゃん、ダンマリ。

「ここは仮にも郡の所有地でフェンスも張ってあるのですから、それに穴を開けたり勝手に中に入ったりしてはいけないと思います。
とにかく子供達に何かあったら嫌なので、何とかして下さい」

「わかったわ、餌付け場所を別の場所に移すわ。」


と、ここまでが一日目のやりとり。

それにしても、なんと無責任な。。。
私も動物は好きで、中学生の時に子猫を拾って一晩親に内緒で自分の部屋に匿い、おこづかい片手に動物病院に連れて行って病気がないか調べて貰い(親切な獣医さんで、「お金は払わなくていいよ」と言ってくれました)、寒空の下スーパーの前で妹と里親探しをしたことがあるだけに、彼女のこうした行動はちょっと理解に苦しみます。
しかも彼女がやっているのは、明らかに器物損壊、不法侵入、不法投棄。
このようなモラルに欠ける行動をしているようでは、周囲の人にも理解して貰える筈がないと思うのですが。。。

入居するなり訪れた思いがけないハプニング。
「これでひとまず一件落着か」と思いきや、「猫ばあば」(私達の間で勝手にこう呼んでいる)とのやりとりは、これでは終わりませんでした。

〜次回につづく〜

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