2009年8月30日日曜日

私の野菜畑プラン。


先日ご紹介したRaised Bed。
4×8ftのこの場所を1×1ft 毎に仕切り、そこにどんな野菜を植えるかプランを立てました。

これで、白く張り巡らせた糸の正体がお解りでしょうか?
こうすれば、植える場所がズレることもありません。

バイオダイナミックカレンダーに則って、花の日にブロッコリーとカリフラワー、そして葉の日にレタスを植え付けました。

蝶々がやって来たりして。
可愛い光景だけれど、そのうち青虫とか発生するんだろうな。。。

人気Blog Rankingへ

2009年8月28日金曜日

真夏の夜の遊園地

毎年この時期になるとやってくる、夏の移動遊園地。
去年は逃してしまったのですが、ほぼ毎年訪れています。

前よりちょっと明るくなったレンズの威力を試すべく、夕暮れ時の遊園地に繰り出しました。

結局「威力」といえる程の差はあまり感じられず、更に明るいレンズが欲しくなってしまったんですけどね。。。

移動遊園地の好きなところは、その「幻的」なところ。
いつでもそこに存在する訳ではないところが、かえって「あの夏の日の記憶」みたいな感じで印象に残るような気がして。。。
大したアトラクションはないのですが、常に同じ場所に存在する夢の国ディズニーランドよりも遥かに夢の世界に近い気がします。
期間が終わり、撤収作業をしているところなんか妙に哀愁が漂っていて、
「今年の夏もそろそろ終わろうとしているのね〜」と、しんみりしてしまいます。

人気Blog Rankingへ

2009年8月27日木曜日

娼婦風。

チビ太のサマースクールが終わり、漸くお弁当作りから開放されました。
でも、そうなると今度はお昼時になると
「今日のお昼ご飯は何にしよう」ということになる訳でして。。。
結局、手軽な麺系に頼ってしまいます。

この日のパスタソースの材料はこの通り。
ホールトマトの缶詰めにオリーブ、ケイパー、アンチョビ、にんにく。
全て保存が利くものばかりです。

オリーブオイルでにんにくとアンチョビに火を通し、ホールトマトを投入して煮詰め、最後にケイパー、とオリーブを加えて出来上ったのが、

プタネスカソース(イタリア語で娼婦風という意味)。
時間の不規則な娼婦でも手軽に家にある材料でちゃちゃっと作れてしまうという意味なのでしょうか、
その由来は定かではありませんが、それにしても何故パスタにこんな破廉恥な名前を。。。

まあ、それはさて置き、
最近は子供達が食べ易いように、我が家はショートパスタが主流になりつつあります。

でも、オリーブやケイパーなど子供が好まなさそうな食材に関しては何故かお構いなし。
「ぼく、オリーブ嫌い!」とブーブー文句を垂れるチビ太に、
「気に入らないならママが食べるから置いておきなさい。その代わり、勿体ないから食べられるものはちゃんと食べて。」と私。

以前タイカレーを出した際は、
「ぼく、茶色いカレーが食べたいな。。。」とチビ太。
一方の私は(インドや韓国の子供だって小さい頃から香辛料食べてるんだから、この位きっと大丈夫。これも食の冒険よ♪)という構え。

少々辛かろうが苦かろうが、何でも食卓に上げてしまうスパルタ主義、いや、ただ自分の食べたいものは何が何でも作りたい自己中オカンです。
ショートパスタが主流なのも、実は「子供に対する気遣い<ロングパスタを食べさせるのが面倒・自分で食べさせた後の掃除が面倒」というのが本音(笑)

人気Blog Rankingへ

2009年8月26日水曜日

プラム祭り 第3弾

プラム祭り第3弾は、一気に3品をご紹介。
こちらは、プラムのタルトタタン。
タルトタタンはこれまでに林檎や柿で作ったことがあったのですが、プラムは初めての試み。
果肉が柔らかいので、煮込み過ぎるとあっという間に形がなくなってジャム化してしまうので要注意。

こちらは豚ヒレ肉のプラムソースがけ。
ローズマリーとにんにくのみじん切り、塩こしょうで下味を付けた豚ヒレ肉に焼き目を付け、フライパンごとオーブンで焼き、最後の5分は半分に切ったプラムも加えてロースト。
これを肉の上に乗せ、先日ご紹介したプラムジャムを使用したソースをかけました。
フルーティーで甘酸っぱいソースと豚肉との相性が◎。
ソースにあれこれ加えているうちに元々のレシピからかなり脱線しましたが、なかなか良い感じになりました。
以下はソース作りの覚え書きです。

肉を焼いた後のフライパンにバターを加えてにんにくと玉葱のみじん切り(エシャロットでもいいかも!)を炒め、塩こしょう、とろみ付けに小麦粉を軽く振り、ブランデー、マスタード、レモン汁、醤油、ウスターソース、タバスコ少々を加えて煮立てたら出来上がり。

そして、残ったプラムで酵母作り。
熟れて木から落ちたプラムの割れ目からブクブクと泡が立っているのを見て、この発酵力は天然酵母に持ってこいだ!と思ったのですが、
どうなることやら。。。

そんなこんなで、この夏はプラムの木で存分に楽しませて貰いました。

人気Blog Rankingへ

2009年8月25日火曜日

バイオダイナミック農法

Raised Bedに土を入れ、

オーガニック肥料を加えて完成。
いよいよ苗を植え込みます。

とその前に。

こちらはイギリスから取り寄せたMaria Thune著『バイオダイナミック農法カレンダー』。

バイオダイナミック農法とは、教育学者で有名なルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、天体のリズムに則って野菜や花の栽培を行うというもの。
何でも、このリズムに則って農作業をするだけで野菜の成長や収穫量、はたまた保存日数までもが大きく変わってくるのだとか。
植物を実、花、葉、根の4つに分類し、種を撒いたり苗を植え付けたり収穫したりするのに相応しい日付や時間がこのカレンダーに記されているのす。

私がバイオダイナミック農法を知ったのは、愛用しているドイツのオーガニック基礎化粧品Dr.Hauschkaがバイオダイナミック農法で栽培されたハーブを使用していたことがきっかけ。
元々はヨーロッパ発祥ですが、今はカリフォルニアでもバイオダイナミック農法を実践している農家や葡萄園があるようです。

そういう訳で、まずは「実の時間」に実の成る野菜から植え付け。

トマト、茄子、ズッキーニです。

ワイン箱菜園では手狭になってきたトマトの苗。
既に実をつけ始めています。

本当はこんなに大きくなってから植え替えるのは良くないのかもしれませんが、余りにも窮屈そうなので。。。
無事元気に根を張ってくれますように。。。

お隣さんから塀越えて伸びてきた植木。
Raised Bedのすぐ脇にあるのですが、この白い花の周りには常にミツバチが元気に飛んでいます。
彼等がうちの野菜達の受粉に一役買ってくれるのでは。。。と期待を抱いております。

人気Blog Rankingへ

2009年8月24日月曜日

和風トマトの冷製パスタ(じゃなくて素麺)

夏休みのお昼ご飯の定番といえば、やっぱり素麺。
この日も手っ取り早く素麺で済ませようと考えていたら、なんと麺つゆ切れ。
麺つゆを一から作ることも考えたのですが、麺つゆを冷やしている時間がない!!

という訳で、苦肉の策で編み出されたのが、
「和風トマトの冷製パスタ(じゃなくて素麺)」。

野菜庫のエアルームトマトがいい具合に熟れていたので、それをオリーブオイルと醤油(バルサミコの代わり)、塩こしょう、玉葱とにんにくのみじん切り、で和えて素麺の上にかけ、仕上げにKさんから頂いた青紫蘇(バジルの代わり)を盛りつけてみました。

これがあっさりしていて、なかなかイケるんです!!
夏バテ気味の時には特にお勧めの一品です。

ポイントは、素麺に絡むのに十分な量のマリネ液を作ること。
あと、マリネ液がよく絡むよう、トマトの皮を剥いておくこと。

素麺のゆで時間は2〜3分、野菜を切って具材をマリネするのに5分、これなら10分以内で出来ちゃいます!!

人気Blog Rankingへ

2009年8月21日金曜日

Raised Bed 作り

うちには玄関先のFront Yard(前庭)と果樹の木や鶏小屋のある Back Yard(裏庭) の他、Middle Yard(その間の庭)とでも言いましょうか、建物横、リビングに面した部分にもスペースがあります。
ここには奥にたった一本小さな林檎の木が植わっているだけで他には何もなく、ただ雑草防止に藁が敷き詰められているだけ。
この土地と裏庭は殆ど手つかずで荒れた状態です。
でも、私にとってはその方が逆に嬉しいのです。
しかも柵でしっかりと囲まれているので鹿を始めとする動物の侵入が防げ、畑をするには打ってつけの場所。

よ〜し、開墾だ〜!!

とその前に、まずはこちらの材料を調達。
ホームデポ(アメリカの建材小売りチェーン)で調達した材木に電動工具、園芸店で購入したオーガニックの土。

そして、畑づくりの前に何故か大工仕事を始める私。

慣れない電動工具の扱いに悪戦苦闘しつつ出来上がったのが、

じゃじゃーん!!
Raised Bed(レイズベッド 立ち上げ花壇)の木枠です。

日本では畑というと畝を作ってそこで野菜を植えるのが一般的ですが、こちらではこのような木枠を作り、そこに土を入れて菜園を作る方法がよく取り入れられます。

庭で行うのに見た目が美しい上、舗装された場所や芝生の上でも菜園が作れます。
ベッドの中に園芸店で買って来た良質の土を入れればいいので土を耕す手間が省け、初心者でも土作りに悩まずに済むのも嬉しいところ。
その上、ある程度の高さにすればかがんで農作業をする必要がなくなるので膝や腰への負担が軽減され、高齢者や身体障害者の方でも気軽に菜園が楽しめるということで、ユニバーサルデザインとしても注目されているようです。

ただ、普通の畑に比べてコストが少々かかるのが難点。
しかもこの高さだと大根が伸びたら更に下の土まで到達するかもしれないということにはたと気付き、
結局木枠の下の土も鍬で耕し、小石などを取り除いておくことに。
エイコラサー!ってな具合で野良仕事に励んでおりました。
前の住人もここで畑をしていたせいか、土がある程度柔らかく質も良さそうなのが救いでした。

ちなみにこのレイズベッドの大きさは、縦4ft×横8ft×高さ1ft。
途中で土が足りない事に気付き、只今作業が中断していますが、出来上がったらまたご紹介します。

人気Blog Rankingへ

2009年8月20日木曜日

嬉しいお裾分け

友人Kさんが、ご自宅の家庭菜園で採れた野菜をお裾分けしてくださいました。
蕗(ふき)、茄子、紫蘇です。

茄子はハリつやがあって新鮮、紫蘇も採りたての葉はシャキっとしていて香り高い!
それにしても、アメリカで新鮮な蕗が手に入るとは!!
伽羅蕗でも作ってみようかな。。。

丁度うちも家庭菜園を本格的に始動すべく作業に取り掛かっていたところだったので、これで一気にモチベーションが上がりました。
身近に菜園仲間がいるだけでも心強いですし、物々交換の夢も叶うかも!?
ひとまず、昨日のプラムジャムの贈り先はKさんに決定です。

人気Blog Ranking

2009年8月19日水曜日

プラム祭り 第2弾

木に成っていた残りのプラムを全て収穫。
放っておくと、どんどん熟れて落っこちてしまうもので。

手っ取り早く片付けるには、やはりジャムにして保存するに限ります。
グツグツ煮ているうちに部屋中に甘酸っぱい香りが充満して、まさにプラム祭り状態に。

丹精込めて作ったジャム。
ただ瓶に詰めただけではつまらない気がして、プレゼント用にちょこっと手を加えてみました。

ちなみにこのジャム、お味の方は◯ッテの梅ガムのような味がします。
ジャムもたっぷり出来たことだし、今度は久し振りにパンでも焼いてみようかな。。。

人気Blog Rankingへ

2009年8月18日火曜日

プラム祭り 第1弾 

プラムが沢山あるので、様々なプラムレシピに挑戦することに。
第一弾は、プラムのタルト。
こちらは今期2台目です。

フィリングは、アーモンドクリームとくし切りにしたフレッシュプラム。


プラムはそのままだと少し酸味が強いので、無花果のジャムを塗って焼きました。

このタルトは、林檎、アプリコット、プルーン、無花果など、様々な季節のフルーツで応用出来ます。

人気Blog Rankingへ

2009年8月16日日曜日

種あつめ その②

新居での生活も落ち着いてきたので、そろそろ家庭菜園に本腰を入れようと準備を進めているところです。
そういう訳で、今回は一応拘って集めている種ブランドをご紹介。

上の写真はBotanical Interestsの種。
ビーツ、人参、レタス、インゲン、とうもろこし、ナスタチュームを入手。
このブランドは、花、野菜、共にバラエティに富んだ品揃えとなっています。
オーガニックの種は勿論、エアルーム(先祖伝来)品種も多く扱っているというから驚き。
写真にはありませんが、昨日ここのエアルームトマトの種も入手しました。

ちなみに、袋右上にある'certified organic'のマークがオーガニック種の印。
オーガニック栽培を実現すべく、種も極力オーガニックを選んでいます。

こちらはRenee's Gardenのもの。
ミックスグリーン、ほうれん草、サマースクウォッシュ、ひまわり、矢車草。

オーガニックマークはありませんが、このブランドはGMO(遺伝子組み換え)は一切扱っていません。
友人から「ここの種は発芽率が高く、数年前のものでもちゃんと発芽した!」と聞き、早速購入。

こちらは友人から引っ越し祝いに貰った、Redwood Organic Farmの種。
オクラと牛蒡です。

こちらは、オークランドにある北澤商会の種。
水菜、かぶ、白菜です。

北澤商会は、アメリカで一番古い日系の種ブランド。
袋に記載された「創業1917年」の文字とウェブサイトトップページの昔の写真を見た瞬間、
「太平洋戦争を跨いでいる!きっと創業者の北澤さんは大変な苦労をされたのだろうな。。。」
と思い沿革を読み進めて行くと、「1942年から1945年までは戦争で休業を余儀なくされ、その間は収容所に送られていた」と書かれてありました。
昨日は折しも終戦記念日ということもあり、感慨深い気持ちになりました。
大切に育てよう。。。

人気Blog Rankingへ

2009年8月14日金曜日

種あつめ。

夫の実家の庭でアフリカンアイリスが沢山種を付けていたので、ちょこっと失敬してきました。

庭で採取した種は、カビが生えないよう十分乾燥させてから小さな密閉袋に入れて保管。
ちなみにこの小袋、100円ショップで見付けました。
たっぷり60枚入りで、かなり使えます。
種の保管にはフィルムケースも便利なのですが、最近フィルム自体が姿を消しつつありますからね。。。

せっせと種を集めていると、小学1年生時の時に自分で育てた朝顔の種を夢中で採取した時の感動が蘇ってきました。
そういう訳で、

ちょっと遅いのですが、チビ太にも朝顔を一から栽培させてみることに。

初めて自分で蒔いた種を発芽させた時の感動
花が咲いた時の感動
そして新たな命を収穫する時の感動。

「水やり」という小さな責任を果たすことで得られる感動を、彼にも味わって貰いたいものです。

人気Blog Rankingへ

2009年8月13日木曜日

ウィンドチャイム

子供部屋からデッキへ出る軒先に吊るしているウィンドチャイム。
アメリカのウッドストック社というメーカーのものです。

釣り下がったパイプが風に揺られて共鳴し美しい和音を奏でるのですが、この音がなんとも心地良いのです。
それもその筈、このチャイムはGarry Kvistadという音楽家によって作られたもので、それぞれのパイプが奏でる音が澄んだ和音になるように計算し尽くされているのです。

チャイムは数種類あり、それぞれに「ジャワ」「バリ」「キョウト」「ウェストミンスター」「グレゴリアン」といった名前が付けられ、そのテーマをイメージした和音が楽しめます。

ちなみに、このチャイムは「グレゴリアン アルト」。
グレゴリアン聖歌を思わせる調律が施されていて、神秘的な音色を聴いていると心が洗われるような気持ちになります。
チビ子も毎日この音色を聴きながら、とても気持ち良さそうに昼寝しています。

ウェブサイトで視聴も出来るので、是非美しい音色をお試しください。

woodstock chimes

人気Blog Rankingへ

2009年8月12日水曜日

結婚記念日。

先日、5年目の結婚記念日を迎えました。
昨日ベラドンナリリーのことをお話しましたが、これまで夫から贈られた花の9割方はバラです。

結婚記念日を迎える度に毎年一本ずつ。。。などという捻りは全くなしで、既成の花束1ダース。

飾り易くて宜しい。
花言葉も、判り易くて宜しい。
忙しいながらも、欠かさず贈ってくれるだけで嬉しい。

人気Blog Rankingへ

2009年8月11日火曜日

ベラドンナリリー

荒れ放題の裏庭で、謎の花茎がニョキニョキと伸び始めたかと思うと
ピンク色の可憐な花を咲かせました。

名前は、ベラドンナリリー。
葉がない状態で花が咲くことから「裸の淑女」なんてセクシーな別名も付けられ、切り花としても利用されるそうです。

「可愛い花だけど、気の無い男性から贈られたらドン引きしそうな花言葉やわ。。。」
などと、自分にはどう考えても訪れるはずのないシチュエーションを想像しつつ、甘く上品な香りに誘われて鼻を近づけると、
中からクマバチが出て来てひっくり返りそうになりました。。。
この花に引き換え、私と来たら色気もへったくれもない女です。

人気Blog Rankingグへ

2009年8月10日月曜日

果樹のある庭

裏庭には前回ご紹介したプラムとチェリーの他、レモンの木、

そしてアーモンドの木もあります。
こちらは春になると、ピンクの可愛らしい花が咲きます。

アーモンドの木の右手にあるものは。。。

鶏小屋??

どう見ても鶏小屋。。。ですよね。

前の住人が作ったもののようですが、これは私に「鶏を飼え」ということでしょうか。。。

小屋の周りは網状の柵が張られ鶏が走り回れるスペースもあるので、雌鳥でも飼えば毎朝ケージフリーの新鮮な玉子が食べられるかも!?

でも、その前に猫対策だな。。。

どちらにしろかなり荒れているので、ペンキを塗り替えて所々壊れた柵を修理しなくては。

課題が山積みでワクワクしてきたゾ。。。


人気Blog Ranking

2009年8月7日金曜日

庭でプラム狩り

入居するなり猫ばあばに振り回されていましたが、気持ちを切り替えて新しい生活を楽しまなくちゃ!!
ということで、猫に警戒しつつ庭で子供達と気分転換。
写真は庭に植えられた果樹の木です。
向かって右はチェリー、左はプラムの木です。
このうち、今丁度食べ頃なのが


プラム。
この家を見学に来た時にはまだ緑色だった実が、入居時には丁度熟した状態に。
見学時から「このプラムは絶対私が食べてやる!!」と思い続けていただけに、嬉しさ百倍です。


枝がしなる程実ったプラムを子供達と収穫。
もぎたてのフルーツは本当に甘くて美味しい!


口の周りや洋服が真っ赤に染まり吸血鬼状態になってしまうので、子供達はおむつ&パンツ一丁でデッキに放り出して丸かぶりさせています。

まだまだ沢山あって食べきれないので、友達にお裾分けしなくては。。。

人気Blog Rankingへ

2009年8月6日木曜日

「猫ばあば」現る ~2日目~


お向かいさんがゴミ出しをしているところに出くわしたので、挨拶ついでに猫ばあばのことを訊いてみることに。

「あそこの空き地で餌付けをしている人がいますよね。。。」

「そうなのよ~。猫が車のボンネットに乗っていたりして、うちも色々と迷惑してるのよ!
 この道をずーっと行ったところに住んでいるおばあちゃんが、わざわざここまで歩いてきて一日2回餌をやりに来るのよ。
 自分の家で飼えばいいのにね。
 彼女はいつも大きな帽子を被っていて、水の入ったペットボトルと餌を抱えて丁度朝8時にやって来るの。
 絶対8時に現れるから、見ててごらんなさい!」

「み、見ました。。。」

「彼女この辺りでは有名で、"cat lady"と呼ばれてるのよ。ここ以外にも数箇所で餌付けをしているの。
 私はここに35年住んでいるのだけれど、彼女はもうかれこれ10年以上そこの空き地で餌付けをしているわ」

「じっ、10年!!あっちゃー。。。」

「鹿や狸、カラス、ありとあらゆる野生動物が猫の餌目当てでやって来るの。
 知ってた?スカンクって水が好きなのよ。
 うちは犬を飼っているんだけど、水入れは絶対に外に出さないようにしているの。
 あんなことしていたらスカンクだってやって来るわ」

(うわっ。まさにアニマルランドじゃん。。。)

「でも、他のご近所さん達はみんないい人ばかりだから安心して」

といった具合に、熱く語って下さいました。

やっぱりそうだったか。。。
それにしても、野生動物まで誘き寄せているとなると問題です。
彼女が餌を放置しているせいで、野生動物が道路をうろついて車に轢かれたりしてしまうのですから。。。
野生動物に噛まれたりしたら、ワクチンだって打たなければなりません。

次の日。
まさかもう来ないよな〜と思いつつも、お向かいさんの言う朝8時頃に空き地の様子に注意を払っていると、

8時5分前。
空き地の茂みでガサゴソと音がしたかと思えば、猫達がゾロゾロ出てくる出てくる。。。
それぞれ餌場の前でお座りをして待機。
8時00分
松の木の上からカラスが「カー!」とひと鳴きしたところで、
猫ばあばが登場。(この日は何故か車)
そして餌やり開始-。

ちょっとした戦慄を覚えつつ、急いで外に出て帰ろうとする猫ばあばに歩み寄り、

「場所を変えるって仰ってたじゃないですか。これはどういうことですか?」

「場所なら変えたわ。それは私がやったんじゃない」

(うっそー!!平気でしらばっくれてるし。。。)

「全部見てました。私は去年野良猫に噛まれたこともあるんです。この中の一匹は特に人懐っこくて私達に近づいてくるので、まだ小さい下の子がぬいぐるみ感覚で触ってしまうかもしれないんです」

「この子達は野良猫じゃないわ!!」

(エエーッ!昨日“彼らはこの状態がナチュラル”って自分で言ってたじゃん!)

「ということは、この子達は貴方のペットということですね。
 それならば貴方はこの猫達のお母さんでしょ。
 連れて帰って下さい。
 一旦餌付けを始めたら責任というものが生じるんです。
 私も二人の子供に1年以上母乳を与えて育て上げましたが、
 breast feeding(英語で授乳のこと)を始めて母親が子供に対する責任を自覚するように、
 貴方がこの猫達にfeeding(餌付け)を始めた時点で貴方はこの子達の母親として責任があることを自覚しなければなりません」

「私は毎日ちゃんと2回餌をやって責任を果たしているわ!!」

「餌をやることだけが責任ではありません。
 この猫達は貴方がここで餌付けをしているせいでここに居着いているのです。
 これだけ居着くと不衛生ですし、子供達に万が一何かあったら責任を取って下さるんですか!?」

「庭に子供達を出す時は貴方が常に監視してればいいじゃないの」

 (エエ~ッ!!!)

「自分の敷地内で安全に子供を遊ばせられないなんて馬鹿な話がありますか!?貴方の猫なんだから、貴方が猫を監視して下さい!!!
 大体ここは郡の所有地なんですから、フェンスに勝手に穴を空けたり中に入ったりしてはいけないんです。
 もう大人(おばあちゃん)なんですから、ルールは守ってください」

猫ばあば、ダンマリ。

「これは貴方のものです。お持ち帰り下さい」

と餌入れを手渡すと、あっさり受け取って帰りました。

1時間後同じ場所に餌が放置されていましたが。

どんな質問にものらりくらりと返してくる辺りをみると、これまでにも恐らく何度も同じ注意を受け、彼女の中でマニュアルが出来上がっているものとみられます。
ただし、その答えはどれも矛盾だらけでトンチンカンですが。

この人に何を言っても無駄だということがよく解ったので、とりあえず証拠写真を撮って郡役所に提出することにしました。(役所の人に尋問されてもまたしらばっくれるに決まっているので)
郡の土地ですし、あとは役所の人に任せることにします。
こちらは動物の里親制度が整っていることですし、責任ある里親さんに引き取って貰うか空き地での餌付けを禁止し、防犯の為にも数カ所壊されたフェンスを修理して貰うようにお願いするつもりです。

このことを相談した友人に
「そうよ、理性で解って貰えない相手にはなるべく直接関わらない方がいい」
と言われたのですが、猫ばあばはまさに「理」(理性・物事の理屈・道理)を解する能力に欠けた人=理解能力のない人。

ちょっと後悔しているのは、あの穴の開いたフェンスと放置された餌の状況を見た時点でモラルに欠ける人だと判断し、始めから直接関わるべきでなかったなと。。。
まずお向かいさんに情報を聞いて裏を取るべきでした。

それでも猫ばあばと猫達を引き離すのはちょっと可哀相な気もするので(「場所を変える」という約束を破った人が悪いと思うのですが)、ちょっと車を走らせれば山の中に入れることですし彼女は車も運転出来るようなので、山奥で野生動物達も一緒に宜しくやってて貰うのが一番なのですが。。。

それにしても、日本に限らずどこにでもこうした問題はあるものなのですね。

人気Blog Rankingへ

2009年8月4日火曜日

「猫ばあば」現る!! 〜1日目〜

昨日の続きです。
私が目にした驚くべき光景とは、コレです。

プラスチック容器に盛られた猫の餌と水。
ここはカウンティ(郡)の所有地でフェンスが張られているにも関わらず、猫用のものとしか思えない大きさの穴が開けられ、この中で猫の餌付けが行われているのです。
一応この空き地については入居前に「曰く付き」ではないか調べており、「郡の所有地で元々は貯水タンクがあった場所」ということは判っていたのですが、まさかこんな現状だったとは。。。

不審に思いながらなるべく窓の外に注意を払うようにしていると。。。

猫に餌をやるおばあちゃんを発見!!
思い切って話しかけてみることに。

「この猫達はどこから来たんですか?」

「ここは郡の土地だから彼等は郡の猫なの」

「??? うちに小さな子供がいて庭で猫を見る度に怖がっているのですが、猫達を里親に引き取って貰うなりご自身の自宅に連れて帰るなりすることは出来ないのでしょうか?」

「この子達はここにいるのがナチュラルな状態なのよ。この辺りには野生の鹿や狸だっているでしょ」

「ナチュラルって。。。プラスチック容器に猫の餌を入れて住宅街の真ん中で野良猫に餌付けする行為自体が自然ではないと思うのですが。。。」

おばあちゃん、ダンマリ。

「ここは仮にも郡の所有地でフェンスも張ってあるのですから、それに穴を開けたり勝手に中に入ったりしてはいけないと思います。
とにかく子供達に何かあったら嫌なので、何とかして下さい」

「わかったわ、餌付け場所を別の場所に移すわ。」


と、ここまでが一日目のやりとり。

それにしても、なんと無責任な。。。
私も動物は好きで、中学生の時に子猫を拾って一晩親に内緒で自分の部屋に匿い、おこづかい片手に動物病院に連れて行って病気がないか調べて貰い(親切な獣医さんで、「お金は払わなくていいよ」と言ってくれました)、寒空の下スーパーの前で妹と里親探しをしたことがあるだけに、彼女のこうした行動はちょっと理解に苦しみます。
しかも彼女がやっているのは、明らかに器物損壊、不法侵入、不法投棄。
このようなモラルに欠ける行動をしているようでは、周囲の人にも理解して貰える筈がないと思うのですが。。。

入居するなり訪れた思いがけないハプニング。
「これでひとまず一件落着か」と思いきや、「猫ばあば」(私達の間で勝手にこう呼んでいる)とのやりとりは、これでは終わりませんでした。

〜次回につづく〜

人気Blog Rankingへ

アニマルランドへようこそ

家の前に鹿が頻繁に現れることはお話しましたが、何故かやたらと見掛けるのが野良猫。
それも数が半端でなく、隣の空き地の中だけでも確認出来るだけで7匹います。
勿論うちの敷地内にも侵入してくる訳で、チビ太が離れのプレイルームに移動しようとドアを開ける度に猫がいて、
「怖い怖い」と泣いています。

一応子供達が行き来する通路には侵入出来ない様に仕切りを設けたのですが、庭で子供達を安心して野放しにする訳にはいかない状況です。
というのも私自身、去年夫の実家の庭に遊びに来た猫を調子に乗って撫でたところガブリといかれたこどがあるもので。。。
チビ太はともかくチビ子はぬいぐるみ感覚で近寄ってしまう恐れがあるので油断なりません。

何とか猫がうちに侵入しないよう、柑橘系のエッセンシャルオイル数種類を希釈したスプレーを敷地の周囲に撒いたり水で地面を濡らしたりしてはいるのですが、殆ど効果なし。(猫の数は多少減りましたが)
小さな子供がいるので化学薬品やトゲトゲしたものは使いたくないし、ペットボトルは火事の原因になるし(特にこちらは日光が強いので)。。。
猫に罪はないので、何とか猫を傷付けずに防ぐ手だてはないものか。。。と考えている矢先、
この空き地でとんでもない光景を目撃。

詳細はまた次回ご報告します。

人気Blog Rankingへ

2009年8月3日月曜日

丘の上の家。

街の喧噪を離れ、移り住むことになったのは丘の上の家。
山奥の暮らしも考えていたのですが、子供の送り迎えのことも考え、結局街中でも山奥でもない中庸に収めておくことになりました。
それでも自然は豊かで、野生の鹿が家の前をしょっちゅうウロついているような場所です。
静けさと夜の暗闇(外灯がないので、夜は本当に真っ暗)がこんなに心地良いものだったとは。。。
ただし、夜中に庭に出るのはとっても怖いです。

外観はキャビン風。
この2ヶ月間家探しに奔走した甲斐あって、一応憧れのカントリースタイルの家と巡り会えました。

入居前のリビングの状態です。

古い家なので少々難ありな部分もありますが、逆にその方が手を加える甲斐があって楽しいかもしれません。
このリビングのインテリアの醍醐味は、奥の作り付けの飾り棚をどのように生かすか。
さてはて、どうなることでしょう。。。

人気Blog Rankingへ