2010年1月27日水曜日

嬉しい便り。

「すっかりご無沙汰だけれど、彼女最近どうしてるかな〜。」
ふと独身時代の女友達の顔が頭に浮かんだ次の日。
ポストを空けると、彼女からのエアメールが入っていた。

こういう偶然はよくあるので、最近はあまり驚かなくなった。
でも、起こる度に「嬉しい!」と感じるし、いつも天からの贈り物だと思って感謝するようにしている。

封を切ると、ユニセフのシンプルな鳩のカードが出て来た。
そういえば昔、まだ独身の彼女から突然、

「私、子供が出来てん!」

と告白されたことを思い出した。

「へっ!?」

と固まる私に、

「私が産んだんとちゃうよ!フォスターペアレントっていってね、途上国の子供の里親になって、毎月その子の為に寄付するねん」

と、とても嬉しそうに語ってくれたっけ。

彼女らしいカードだな〜、と彼女の素敵な人柄を感じつつカードを開くと、
筆ペンで踊る様な文字でメッセージが綴られていた。
ひと目見ただけで、今彼女がとても元気で充実していることが分かった。


もう一枚のシノワズリ柄のカードは、もう一人の親友から。
こちらも、昔からセンス抜群の彼女らしさが伝わるカード。
高校時代の手紙交換の時から変わっていない彼女の筆跡に、懐かしさを感じた。


手書きの手紙やカードというのは、まさに心と心のやり取り。
例え離れていても書き手のエネルギーが強烈に伝わってきて、その人が自分のすぐ傍にいるような気持ちになる。
電子メールではそうはいかない。

日本の年賀状文化も、欧米のカード文化も、廃れることのありませんように。。。


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