2010年1月5日火曜日

目指すはサバイバル主婦。

夏に植えたジャガイモが立派に成長しました。

台所で残ったジャガイモの芽が伸びてきたら畑に埋める。。。を繰り返し、ジャガイモ自給率アップを試みているところ。
本当は米の自給率を上げたいところなのですが、脱穀機や種もみが入手困難ということで断念。
炭水化物系の中でも、まずは育て易そうなジャガイモから挑む事にしました。
昔小学校の理科で種いもから観察日記をつけたことを思い出して。。。

お腹の膨らむ炭水化物系を育てていると、なんとなく安心するんです。
こんなことを言ったら笑われるかもしれませんが、災害や食糧難など、いざという時の非常食にもなる訳ですから。

私は「食べられない時代」を経験したことがありませんが、
小学校の時あるおばあさんから聞いた
「戦争中は食べるものがないから、皆自分の家でお芋を育てていたのよ。サツマイモは蔓も食べられるって知ってる?」
という言葉が今でも強く印象に残っています。

今は平和でお金を出せば何でも買える便利な時代。
その反面、お金を稼がなくては食べられない/生きられない時代。
お金に支配されている時代です。

これでもしハイパーインフレが起きて貨幣価値が殆どなくなったら、一体どうなってしまうのか。
この国に住みながら今のドルの動きをみていると、そのような恐れも抱かざるを得ないような状況です。

お金は価値ある今は大切なものだけれど、一旦価値を失えばただの紙や金属。
お金そのものを食べることは出来ません。
お金は「物を買うための道具」に過ぎないのです。

今はまだ自給自足には程遠いレベルだけれど、野菜の作り方を今のうちから勉強して「生きる力」を養っておくだけでも
心の備えになるかもしれない。

実は、そんな思いもあって続けている家庭菜園。
ところが不思議なことに、これが気休めレベルでも思いの外「幸福感」が得られているのです。

「食べ物を生み出す喜び」を感じていると、お金による支配から精神的に開放される気がするのです。
これも自然の成せる業なのかもしれません。


なんだか、新年早々このような話をするのも如何なものかと思ったのですが、
「あり得ないことがあり得る」このご時世。

「一体どうしちゃったの?」
と言われてしまいそうですが、私の頭の中を綴ってみました。

あれこれ考えることはあるけれど、
家族が健康でいられるだけでも有り難いこと。

「生きてるだけで丸儲け」
をモットーに、主婦なりに知恵を絞ってみることにします。


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