島の北東部にあるワイピオ渓谷へ。
西側の黒い溶岩台地とは打って変わり、この辺りは瑞々しい緑の風景が広がります。
ここは別名「王家の谷」とも呼ばれ、谷底にある洞窟には多くの王が埋葬され、聖なる場所とされています。
今も谷底には70世帯程が昔ながらの生活をされていて、そのうち電気が通っているのは7軒だけなのだそう。
四駆のツアーバスに乗り込み、絶景を眺めながら、いざ谷底へ。
どこか懐かしい田園風景は、
タロ芋畑。
ワイピオ川の澄んだ美しい水で育ちます。
全長360メートルのヒイラヴェの滝。
生まれて間もない野性の子馬。
この地域にしか生息しないハイビスカス。
「確かに、ここにはマナ(精霊)が宿っている―」
そう感じずにはいられない、神秘的な場所でした。
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