マウナケア山にある、すばる天文台。
このすばる天文台といい、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還といい、日本の科学技術はやっぱり凄い!
山頂は高山病になる恐れがあるので12歳以下の子供はツアーに参加出来ず、子供達はおじいちゃんおばあちゃんとホテルでお留守番となりましたが、いつか絶対に子供達も連れて来たいです。
ここは、「自分はひとつの惑星にいるのだ」という実感がわいてくる場所。
前回ご紹介したドライブでは空が近く感じられたけれど、ここに来ると宇宙が近く感じられます。
徒歩で頂上まで行きたかったのですが、頭痛と寒さで断念。
ここは標高4205m。
富士山よりも高く、海抜は世界一なのです。
マウイ島のハレアカラ山から見た朝日も感動ものだったけれど、マウナケア山から見る夕日もまた格別。
夕日の後は、地面に寝転がって天体観測。
写真の方は勉強不足でブレてしまいましたが、「満点の星空」とはまさにこの事!といった感じで、天の川は勿論、衛星が動いている様子まで肉眼で確認出来、宇宙が益々近く感じられたひとときでした。
今回は日本語ツアーに参加したのですが、私達も含め、同乗者の3分の2が何故か関西人だったせいもあるのでしょうか、
ガイドさん、同行した参加者の方々のキャラが余りにも濃く、楽しさ倍増のツアーでした。
コテコテの関西弁で芸人並みに喋り続ける、マウナケア登山2000回以上のベテランガイドさん。
ツアーではスキージャケット一式が用意されていたにも関わらず、日本から持ってきた自前の防寒具一式で身を固め、
「家族には反対されてんけど、どうしてもマウナケアに登りたくて来たんや!」
とやる気マンマンの76歳の伊丹のおばあちゃん。
(アラスカへオーロラを見に行ったこともあるらしい。頭痛にうなされる私をよそに、最後までピンピンされていました)
そうかと思えば、私達の後ろで火山の専門知識を熱く語りだす大阪の地質学の先生。。。
関西弁が飛び交う車内で、ハワイに来た筈なのに大阪にいるような、訳の分からない状態になっていました。
こうした人達との出会いもまた、旅の最高の思い出になるものですね。
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