カップケーキにちょこんと乗った1本のキャンドルの可愛らしさに惹かれてカップケーキに決めたのですが、少しでもゴージャスに見えるよう、ピラミッド状に並べることに。
台は、カップケーキのサイズを採寸し、それを元にカルトナージュの要領で作りました。
クリームチーズアイシングは、自然の着色料(ビーツ色素)でほんのりピンク色に。
トッピングのオレンジ色も、ナチュラルなものです。
色鮮やかで「如何にもアメリカン」なデコレーションも可愛いのですが、この日は日本人のお友達が多かったもので。。。
生地の中には、ラズベリーとオレンジピールが入っています。
カトラリーは、ペーパーナプキンでクルクル巻いてミルクガラスの中へ。
基本のテーマカラーがベビーピンク×フューシャピンクということで、ドリンクもラズベリーピンクレモネードを用意。
デコレーション関係は2週間前から少しずつ準備していたのですが、最後の最後まで思い通りの三角帽が見当たらず、結局ラッピングペーパーとケント紙で手作りすることに。
前日の深夜から取り掛かり、気付けば朝になっていました(汗)
フェイバー(子供達のお土産)は、レストランで使用するtogo boxを使用。
一人ひとりの名前のタグを付けました。
お料理は、失敗がないよう18番メニューで。
この他キッシュやマッシュポテトなど、全7品をビュッフェ形式で用意。
これは、「ピニャータ」というメキシコのくす玉人形。
こちらの子供の誕生日会でパーティーの演出としてよく取り入れられます。
予め小さな穴からお菓子を詰め込んでおき、木の枝など高い所から紐でぶら下げ子供達が一人ずつ交代で棒で叩きわる…という仕組みで、日本のスイカ割りによく似ています。
そんな訳で、可愛いロバさんには申し訳ないのですが…
このような可哀想な運命を辿って頂くこととなりました。
ピニャータからお菓子が飛び出すと、子供達がどっと群がり一瞬で中身は彼等の手中へ。
本当に一瞬の出来事で、その様子をカメラに収める余裕さえありませんでした。
この日会場に選んだのは、山の中の小さな公園。
当初夫から
「子供達はずっと同じ場所にいて飽きないのか。風船おじさんでも呼んだ方がいいのでは」などと散々心配されていたのですが、
「これだけの自然に囲まれていたら十分。いざとなれば、私達が日本の昔の遊びを教えてやればいいのよ!」
と私(田舎育ちの元野生児)。
念のため私が絵本の読み聞かせ、夫が芝生で体を動かす遊びを企画したのですが、そんな心配なんのその。
子供達は木の枝を玩具にしたり、山から現れた鹿を観察したり…。
自然の中からも様々な楽しみを発見してくれたようでひと安心です。