2011年2月20日日曜日

家もブログも引っ越しました。

皆様、大変ご無沙汰しておりました。
前回の投稿より立て続けにプライベートで様々な事情がありまして、長らくお休みしておりました。

実は、昨年の秋頃に夫のイギリス赴任が決まり、年末は引っ越しの準備で慌ただしくしておりました。
そのような中、身内に不幸があり、急遽夫と子供達を残して私だけ日本に帰国することに。
渡英ビザ申請の為に一旦提出したパスポートを急いで取り戻し、引っ越しの準備も夫に丸投げでサンフランシスコを後にしました。

その後、私は日本でビザを申請することになったのですが、、、
これが年末年始と重なった上、アメリカと比べて思いの外時間がかかり、およそ1ヶ月日本で足止めを食う羽目に。
この間、夫が海外引っ越し、子連れ渡英という男の偉業(!?)を果たしてくれ、1月中旬に漸く家族とロンドンで再会を果たすことが出来ました。

といっても、この時点ではまだ仮住まいでの生活。
大都会のアパートの19階で数週間落ち着かない生活をした後、2月1日に新居に引っ越し。
ところが船便のコンテナの到着が遅れた上、何故か検査の対象に選ばれてしまい、家具も何もない家でキャンプのような生活をすること2週間。
先週無事荷物が届き、一昨日ネット回線が繋がり、今こうしておよそ2ヶ月ぶりに自分のPCを触れるようになりました。

本当に長かった2ヶ月。。。
日本で大切な人との突然の別れを経験し、残された自分がこの世で果たすべき役割、人生について、改めて思いを巡らせていました。
私にとって大きな試練でしたが、何とか乗り越えねば、地に足を着けて前へ進んで行かねば、という思いでいます。

サンフランシスコでは、沢山の友人達が私の状況を案じ、励まし、助けて下さいました。
パワー溢れるシャスタ山と虹の写真をメールに添付して送ってくれたY子さん、
出発直前にお手紙と贈り物を玄関にそっと置いて下さったS子さん、
私が日本で会うべき人と引き合わせて下さったM美さん、
空港まで愛情たっぷりのおにぎりと本(この時の私に必要な本)を届けて下さったMさん、
子供達を博物館まで遊びに連れ出して下さったT子さん、
何故か私と数日違いで身内を亡くされ、同郷で落ち合うこととなった日本人のご近所さんS子さん。

サンフランシスコで知り合ったお友達は、殆どが子供の学校を通じて知り合った所謂「ママ友達」ですが、
例え子供がいなかったとしても絶対にこの人達に惹かれていたに違いない、一生繋がっていたいと思える程敬愛する人達です。
そして、何故か上に挙げた方々のうち半分以上の方が、私にシャスタ山を目指すきっかけを与えてくれた人達。
結局シャスタ山は私にとって未だ幻の山ですが、帰国直前、シャスタに不思議な力を感じる出来事が起きました。
これについてはまた改めて。。。

日本では、臨床心理士の親友に支えられ、旅行会社勤務の同級生に航空チケットの手配を手伝って貰い、
その分野の専門家に助けられっ放し。

夫から
「美紀はいい友達に囲まれて幸せもんやな」
と言われましたが、私もつくづくそう思います。

引っ越しが決まり、楽しい送別会を企画して下さった方達も、本当に有り難うございました。

このブログ上でも沢山の方々にサンフランシスコでの生活を見守って頂き、ブログを介して出来たご縁もありました。

皆さんとの素敵な出逢いに感謝の気持ちで一杯です。

ここでひとつお知らせがあります。
色々ありましたが、生活環境も大きく変わったので、この度ブログも引っ越すことに致しました。
新ブログも、どうぞ宜しくお願い致します。

*Nest* in London